2007年12月23日

今年の道具

今年はデジタル一眼レフデビューの年となりました。 デジタル一眼レフは周辺機材が豊富なので、いくつか買ってしまいました。 周辺機材はどれも高い割には当たり外れがありましたので、それぞれについて評価してみます。

D40x

D40x
★★☆ まあ、期待通り

画質面を中心に良い点は色々ありました。たくさんあるので列挙します。

  • ダイナミックレンジの広さからか、コンパクト機よりもずっと艶のある絵が撮れます。
  • 1000万画素はトリミングの余裕があって便利です。
  • 一瞬で起動するのでシャッターチャンスを捕らえやすいです。
  • シャッタースピードを維持できるISO感度自動設定は便利です。

しかし、機能面は若干不満がありました。 上級機種も考えてみたくなりますね。

  • オートブラケットがないのはいまいちです。
  • オートホワイトバランスが頼りないです。
  • AモードとSモードのISO感度が連動するのはいまいちです。Sモードは飛ぶ蝶を撮るために使っているので、自動的に高めのISO感度にして欲しいです。
  • 虫を撮るとき、近接撮影(F22~)と一歩離れた撮影(F8~)を使い分けるとき、絞りを切り替えるのが面倒です。
  • 時計の精度が悪いです。1ヵ月で30秒は狂うのは勘弁して欲しいです。
  • 10000枚以上撮ると、同じファイル名に戻るのはいまいちです。整理が結構面倒です。

AF‐S DX Zoom Nikkor ED 18-55mmF3.5-5.6G II

★★☆ まあ、期待通り

キットレンズ。風景撮るときは便利でした。

AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)

★★★ 期待以上!

解像力が圧倒的。虫を近づいて撮ると、毛の本数を数えることさえできます。 F8位で普通に撮っても、F22以上の絞って等倍で撮っても問題なし。 手ぶれ補正の効果はいまいち分かりませんでしたが、強力なレンズではないかと思います。

AF-S Teleconverter TC-17E II

TC-17E II
★☆☆ うーん、いまいち

1.7倍テレコン。結局今年は使いこなせませんでした。 VR Micro 105mmに取り付けて使うつもりだったのですが、テレコンを使わずにトリミングした方が奇麗というオチが待ってました。
別のテレコン対応レンズを入手したらまた試してみたいとは思いますが、それまではお蔵入りです。

52mm BR-2A リング

BR-2A
★☆☆ うーん、いまいち

広角レンズをリバース装着し、等倍以上のマクロ撮影を実現するための機材ですが、 手持ちではピントを合わせるのが難しく、結局フィールドで上手く撮ることはできませんでした。残念。
三脚は大きくて邪魔なので持ち歩きたくないですし。

スピードライト SB-800

SB-800
★★★ 期待以上!

撮影の幅を広げてくれた機材です。特にF22以上に絞って低ISO感度で近接撮影したいときには必須です。
ちょっと重いのが難点ですが、室内や日陰など暗い場所でもストロボ連写ができるのは便利で、いつも携帯していたい機材になりました。

GPSユニット GPS-CS1K

GPS-CS1K
★★☆ まあ、期待通り

分かりやすい手順で撮影場所を画像ファイルに埋め込めるのは便利でした。 測位間隔が15秒というのは徒歩には十分短い時間ですし、普段は誤差が10m以内なので文句はありません。
しかし、測位開始までがとても長く不便でした。5分以上かかることもありました。 また、時々数百m位の誤差が発生するのは勘弁して欲しいものです。

投稿者 MASATO : 2007年12月23日 23:00 | トラックバック
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