意図が伝わる設計書作成の心得という良い記事を読んだところ、
私が設計書を書くときにの気持ちを書いてみたくなったので書いてみます。
RSSリーダーHeimdallrに搭載されている自動学習機能は、ユーザの興味対象を学習し、興味のありそうな記事を優先的に表示するという機能です。
この機能は、Heimdallrの特徴的な機能なのですが、上手く動いているかどうか評価することが難しく、開発者としてはなかなか扱い難い機能です。
そこで、自動学習機能の評価として、ユーザによる自動評価ができないかと考えています。
Heimdallrの使い方のヒントということで、
開発者である私がHeimdallrをどのように使い倒しているのか、書いてみたいと思います。
Bulkfeedsや未来検索Livedoorをはじめとし、もぶろげっとβ、blog Watcherなど、世の中には実に様々なRSS検索サイトがあります。
そのようなRSS検索サイトの課題のひとつに、ノイズの存在があります。
ノイズとは、ほとんどの人が見て意味を感じないページのことです。
以前の記事「HTML Syntax Parser」に書いた「Heimdallrのソースに組み込まれている超簡易Parser」は、概要ウィンドウにRSS Feedのdescription要素の中身を表示するために使われています。
HeimdallrがWineを使うことによりLinuxで動いたそうです。素晴らしいですね。
以前作成した「HTML Syntax Parser」を使って、「Bloglinesチャンネル」のはてなRSSリーダー版である「はてなRSSチャンネル」を作ろうと考えておりましたが、どうやら結構厳しそうなことが分かりました。
Heimdallrのリリース前、どんなテストをしているのか、ということを書いてみたいと思います。α版から使うか、β版から使うか、安定版まで待つか、と悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
日曜日の午後、ちょっと暇だったのでHTML Syntax Parserなんぞを作ってみました。 Heimdallrのソースに組み込まれている超簡易Parserを拡張し、他の言語のHTML Parserのインターフェースを参考にしつつ次のような特徴を持ったParserに仕立て上げました。
Heimdallrの設定情報(RSS FeedのURLや未読・既読管理情報など)を複数のPCで同期させる方式について検討してみます。
最初に、このような機能が必要かどうか検討してみます。
正直な話、良く分からないのですが、自宅と会社で既読情報を同期できるからという理由でBloglinesを使っている人は多いようですし、なにより必要ないという結論になると話が終わってしまいます。よって必要であるという前提で話を進めます。
Heimdallr 1.08に追加された、Heimdallrのプラグインの1つであるキーワードチャンネルの使い方についてのお話です。
このキーワードチャンネルは、何かキーワードを登録しておくと、そのキーワードが含まれている記事をインターネットから拾い出してくれます。
『「C++の重要性は高まっている」:同言語の生みの親が主張』 によると、一部の開発者がC#やJavaからC++に戻って来ているようです。
なんででしょうね?
というか何を開発している人がC++に戻ってきているんでしょうね。
C++はあまりに広い用途で使われているので、これだけ読んでも何が起こっているのかさっぱりです。
続きましてはfujimon7さんより提案頂いたHeimdallrの新機能「記事折り畳み機能」について考えてみます。
この機能に関しては、従来の表示方法を完全に置き換えるという形と、オプションで選べるようにするという二つの形の実現方法があると思います。両方考えてみます。
Heimdallrには、瞳子さんから提案頂いた「記事があるときと無いときでWindowのZ座標を変えられる機能」が実装されています。この機能により、任意のビューにポップアップ機能が備わります。
採用判断の練習として、この機能についてもう一度考えてみたいと思います。
最近、Heimdallrにこんな機能を追加してはどうかと、色々提案を受けています。Heimdallrもそろそろネタに困りかけているので機能追加の提案は歓迎します。
しかし、提案して頂いた機能を採用するかどうか、私はどうやって判断すれば良いのでしょうか?
そんなの知るかと言われそうですが、そう言われても私だって良く分かりません。
一般的なユーザがRSSリーダーに登録するサイト数は、RSSリーダーを設計する上で重要な指針となります。
『その RSS リーダーは必要か――ユーザーの8割が「登録サイトは5つ未満」』によると、RSSリーダーユーザ32人中、8割の人は、登録サイト数が5未満だそうです。
Microsoftから、Visual Studio 2005の価格が発表されました。
もちろん買うつもりです。
ではどのEditionを?という話になりますが、以下の要件が満たされている一番安いものを買いたいと思います。
次のHeimdallrのバージョンである1.09で何を実装するのか明確にしてみます。
メインとなるのはプラグインの追加です。どのプラグインを追加するのかは検討中です。実はまだこれぞ!というプラグインが無くて・・・。
あとは自動学習機能のアルゴリズムを強化したいですね。長いこと使ってそろそろ弱点が見えてきましたので何か手が打てそうです。
RSSリーダーHeimdallrについてですが、折角プラグインを追加できる仕組みを作ったので、幾つかプラグインを作ってみようと考えています。
今考えているのは以下の3つです。
Bloglinesをしばらく使うことにより、Bloglinesチャンネル(Heimdallrのプラグイン)を作る上での課題が見えて来ました。
goo RSSリーダーの検索機能がどんなものか知りたかったので、ちょっと使ってみました。
どうやらgooブログが提供しているブログ検索サービスを使っているようです。
gooブログってこんなサービスを提供しているんですね。知りませんでした・・・。
RSSナビがRSSフィード検索、最新ヘッドライン検索の結果を受け取るためのRSET APIを公開しました。
RSS 1.0にはDublin CoreやContentなど、Standardに分類されているモジュールがあります。これらのモジュールは良く使われていますが、この他に、Proposedに分類されているモジュールが結構数があります。提案されているけれどまだ正式には組み入れられていない仕様、ということでしょう。
Heimdallrのビュー設定ダイアログにはキャンセルボタンがついています。
ビュー設定ダイアログとは、タスクトレイのアイコンを右クリックしてビュー設定を選択したときに表示されるダイアログのことです。
今回は私がHTTPプロトコル解析に使っているツールを紹介したいと思います。 秀ま...
Heimdallrのプラグインにキーワードチャンネルというものがあるのですが、
これの性能を向上させる方法を考えてみます。
現在、HeimdallrのPluginとしてキーワードチャンネル、トピックチャンネルの2つをリリースしています。
次に来るのは何か、という話ですが、次のチャンネルも、一応決まっています。
それはmixiチャンネルです。
コメント書き込みに対するシステムの応答が異様に遅いようでご迷惑をおかけしてます。これだけ遅いとちょっと書けたものではありませんね。
何でこんなことになっているのかちょっと調べてみました。
「ビューのカスタマイズ」という記事の大海原湊さんのコメントを読んで思う所があったので、Heimdallrのビューの表示をさらにカスタマイズできるようにしてみました。
これも次のバージョン(たぶん1.08alpha3)に盛り込まれます。
Heimdallrのビューの表示をカスタマイズできるようにしてみました。
次のバージョン(たぶん1.08alpha3)に盛り込まれます。
実装に時間がかかるかと思ったのですが、後でこういった機能を追加しやすいように設計されていたようで(覚えてませんが)、1時間位で出来てしまいました。
2005年01月29日
新サーバ
SoftEtherを十分に動かすべく、サーバをLinux(RedHat 7.3)からWindows(XP Professional)に切り替えることにしました。
ベースはPC-MS6000Eです。
Heimdallr 1.08alpha2 では、トピックチャンネルというプラグインが追加されました。
これは、トピックを1つ選ぶと、それに関連した記事をインターネットの海から探し出してくれるプラグインです。
Heimdallrって何型のRSSリーダーなのでしょうか?
という質問に答えるのは結構難しいです。開発者の私にも分かりません。分類し難いアプリケーションですね。
「ブログタイトルの短縮表記に反対」に、RSS リーダーで配信する記事タイトルに、サイト名の短縮表記をつけるのは、やめてください。という意見があります。まったく同意します。
Heimdallrは、メモリを山ほど使うけれど軽快に動作するよう設計をしているつもりです。
しかし、本当に軽快なのかは難しい問題です。そこで、本当に軽快であるかどうか確認するために、Heimdallrのソースコードには無数の処理時間測定用コードが含まれています。ソースコードをPerformanceで検索すると一杯見つかるはずです。
HeimdallrがMyRSS.jpのRSSリーダーランキングに復活してます。11位ですが。
Heimdallrダウンロード数はいつもどおりで増えていないので、
このタイミングでランキングに復活した理由は分かりません。
次のHeimdallrのバージョンである1.08で何を実装するのか明確にしてみます。
メインとなるのはChannelExtensionFramework(ChannelExtensionPluginの追加によりRSSリーダー以外の機能を追加できる仕組み)です。
HeimdallrのChannel Extension Framework実装も終わりが見えてきました。
設計完了から実装完了まで10時間程度になりそうです。
そこそこ技術のある個人向けのファイルorWebサーバ用として、どのOSが一番いいかと問われたら、私はWindows XP Professionalを挙げます。
12/3にHeimdallr 1.07をリリースしてからだいぶ経ちますが、
まだ1.08はalpha1さえリリースできていません。しかもまだまだかかりそうな感じです。
既存のコードにChannelExtension用のコードを追加するのに手間取っています。
うーん難しい。
Heimdallrって結構安定して動作しているんじゃないかな・・・と今まで私は思っていたのですが、どうもそうではないようです。
時々落ちる、という記述を見たことがあります。
瞳子氏にHeimdallrの耐久テストをして頂きましたので、
その結果について、私がどのように考えているか書いておきたいと思います。
Witha SystemからHepCatというRSSリーダーがリリースされているのですが、
「BlogWriteIIとHepCatIIの検討」という記事によりますと、
なんとHepCatでは1800件以上のRSS/Atom Feedを登録してテストしているようです。
レッドクルーズからeクルーザーというティッカー型RSSリーダーがリリースされていますが、このeクルーザーがmixiやGREEに対応したようです。
次のHeimdallrのバージョンである1.07で何を実装するのか考えてみたいと思います。
Heimdallrの初版がリリースされたのは、2004年1月11です。
その開発開始がいつ頃かと言いますと、大体2003年の8月か9月あたりです。
よって、今はHeimdallrの開発を始めてほぼ1年になります。
いや正確には1年強なんですが。キリが良いので1年と言うことにします。
以前書いたHeimdallrのポリシーというエントリが微妙に反響があったので、調子にのって他のポリシーも書いて見ます。
今回書くポリシーは、Heimdallrのポリシーというより、私が開発するフリーソフトのポリシーといった感じのものです。
Heimdallrというソフトは、多少癖があるソフトだと思います。
その理由は、私がHeimdallrを万人向けのソフトになるように設計していないからだと思います。私はある特定の人向けに設計しています。
だから、その特定の人以外の人にとっては、あって当たり前の機能が無かったりして、ちょっと不便することもあり、癖があると感じると思います。
Heimdallrのスキンとしてポレポレ素材屋の素材を使わせて頂ける事になりました。
ポレポレ素材屋の依澄さん、どうもありがとうございます。
その素材を使って、スキンを4点作成してみました。次のバージョンから利用できます。
ティッカー型RSSリーダーの一つに、というソフトがあるのですが、このソフト、Seesaa Tickerや、bk1 Tickerなど、派生品が存在します。
これを知ったころから、Heimdallrもこういう派生品を作れるようにしたいなぁと思っていました。
Heimdallrには、バージョン1.06alpha2から自動学習機能が搭載されています。
この自動学習機能は、公式には次のように説明されています。
RSSリーダー ランキング - 2004/08によりますと、Heimdallrのシェアは現在4%です。
先月が5%でしたので、1ポイント下がったようです。
ついでに順位も6位から9位まで下がりました。
次のHeimdallrのバージョンである1.06で何を実装するのか考えてみたいと思います。
既に1.06alpha1がリリースされているので多少いまさら感がありますけどね。
あらゆるサイトの新着ニュースをRSSで配信するサービスを提供しているMyRSS.jpというサイトがあるのですが、ここで毎月RSS リーダー ランキングを公開しています。
2004/07のランキングによると、Heimdallrは現在6位(「アクセス元IPアドレス」での集計結果)のようです。
libpngライブラリに脆弱性が見つかりました。
Heimdallrもlibpng使っていますので影響を受けます。
具体的には、この脆弱性を突くPNGファイルが含まれたスキン使おうとすると、
Heimdallrを乗っ取られて悪質なプログラムを自由に実行されてしまいます。
ソフトウェアの品質問題が叫ばれる今の世の中、フリーソフトの品質向上について考えてみました。
フリーソフトは開発にあまりお金がかけられないため、基本的なテストのみを行って公開し、利用者からのエラー報告を受けてバグを修正して品質を向上させていくアプローチがよく用いられています。
そういうわけで、今のところ、フリーソフトの品質の生命線は、利用者からのエラー報告なのです。
RSSリーダー開発者ならば大半の人は「OPML互換性問題」に悩んだことがあるのではないかと思います。
もしかしたらRSSリーダー利用者の方も悩んだことがあるかもしれません。
「OPML互換性問題」とは、こんな問題です。
Heimdallrに自動学習機能を搭載してみるにあたり、一つ割り切らないとならないことがあります。
それは性能です。
自動学習機能は、本当に真面目に作ると、それをネタに論文が書けるでしょう。
そこまで真面目に作るつもりはありません。というかできません。
よって多少いい加減な自動学習機能になるでしょう。
HeimdallrのGUIについて、様々な提案を頂いております。
提案内容は、主に「表示されていない記事を表示するGUI」に関するものです。
今のところ、なんらかの方法でスクロールできるようなGUIにして欲しい、という要望が一番多いです。
Heimdallrは、昔、利用者の好みを学習する機能を搭載しようと考えていたことがあります。そのときはこれはとても難しそうだということで断念したのですが、最近また考えはじめています。
そこでRSSリーダーの自動学習機能って実際の所どうなんだろう?というあたりを知るために、
自動学習機能を備えたRSSニュースリーダーReadOneを使ってみました。
マイナーRSSリーダーHeimdallrの、マイナーな機能の紹介です。
マニュアルにも詳しく書いてないので誰も存在することさえ知らないような機能だと思いますが、
一応実装するのに結構手間かかってますので誰にも使われないと悲しいです。
というわけでこんな場所で紹介してみたいと思います。
Heimdallrは、「壁紙のようにデスクトップに貼り付けられるRSSリーダー」です。
それは今後も変わりません。
今後も変わりませんが、このHeimdallrのUIは他に何か使えないかなーと妄想してみるのはタダなので、
ちょっと考えてみたいと思います。
あくまで妄想です。
2004年06月25日
猫スキン
きっかけはBroadBand Watchに掲載されていたティッカー型RSSリーダーの紹介記事でした。
「自分で作る前に、まず探してみよう」
というのが最近の私の標語です。
インターネットは情報の宝庫なので、自分で手間暇かけて頑張らなくても、
検索サイトで検索するだけで色々なものが手に入ります。
Heimdallr紹介エントリを見つけたので遠慮なくトラックバック。
さて、ここで話題になっている問題は、
Heimdallrが、取得した記事のうち、ビューに表示できる範囲でしか記事を表示しないという問題です。
今回はこの問題について色々考えて見たいと思います。
BroadBand WatchでRSSリーダーの紹介が始まりました。
ちょっと前にもやっていなかったかなという突っ込みは置いておいて、
今週はとりあえずメーラー型のお勧めRSSリーダーが紹介されています。
来週も続くそうなので、たぶんティッカー型やブラウザ型の紹介が続くのでしょう。
さて、次のHeimdallrのバージョンは1.05です。
1.05では何を実装するのかを考えてみたいと思います。
1.05の最大の目玉機能は、ビューの背景が透明になる透明スキンにする予定です。
日経BPでRSSリーダーの紹介記事が掲載されています。
残念ながらHeimdallrは紹介されていません。ううっ。(T_T)
ちょっと前の話ですが、RSSリーダーがインターネット渋滞の元凶になるという記事がHotWiredに掲載されていました。
HeimdallrというRSSリーダーを開発している身にとって、他人事ではないので、ちょっと考えてみることにしました。
このサイトではいくつかのソフトウェアを公開していますが、
バイナリだけでなく、ソースコードも一緒に公開しています。
ソースコード公開には、そんな深い意図があるわけではなく、
ここで公開しているソフトウェアのある機能を見て、どうやって実装するのかな?と思った人が、ああなるほど、と参考にするため、という程度のものです。
RSSリーダーの開発なんぞをやっていると、数ある他のRSSリーダーと比べてどうなのか、というあたりがやっぱり気になります。
そこで、HeimdallrのライバルとなるRSSリーダーと、Heimdallrの人気を比較をしてみたいと思います。
本サイトは、Vectorの作者紹介ページから来た人が大勢いると思いますが、
本サイトで公開しているのは今のところHeimdallrとLancasterだけです。
さて、私はHeimdallrというソフトウェアを開発しています。
ここで、改めてHeimdallrの最大の特徴について考えてみたいと思います。
このサイトは、各ページ毎にアクセスカウンタが付いていて、
どのコンテンツが一番人気があるのか分かるようになっています。
無事にHeimdallr 1.03がリリースできたので、
1.04以降をどうするのか考えてみます。
私はHeimdallrというRSSリーダーを開発しています。こういうものを開発していると、
さまざまなRSS Feedを見かける機会があるのですが、結構、不適切なRSS Feedがあります。