2009年11月25日

iPhone SDK Agreementメモ

最近iPhoneアプリの開発を始めたので、iPhone SDK Agreementを読んでみました。 iPhone SDKの利用規約みたいなものです。発行日は2009/07/30のようでした。 興味深かったところをメモしておきます。

公式リリース前のiPhone SDKは機密情報として扱わなければならない。 公式リリースされたものであれば問題ないようですが、公式リリース前のものについては話ができません。
例えばiPhone SDKのバージョンアップが行われようとしているとき、バージョンアップ後の公式版がリリースされるまでは、変更点のまとめなどをブログに書くことはできません。 しょうがないと言えばしょうがないのでしょうが、バージョンアップの際は情報交換できなくて大変そうですね。

位置情報(GPS情報)に関する注意事項が多い。 乗り物の自動運転に使ってはダメ、使用前に利用者の許可を得ること、位置情報が正確とは限らないことを利用者へ通知すること、など色々。
位置情報は悪用されるとヤバいからこうなるんでしょう。位置情報を扱うとなるとAppleもアプリ開発者も利用者も大変ですね。
利用者から許可を得るところあたりはOS側でもできそうな気がしますが(位置情報取得APIが初めて呼ばれた時点でOSがメッセージを表示する、等)どうなっているんでしょうね。

Appleの「Human Interface Guidelines」に準拠する必要がある。 ライセンスでUIまで縛るあたり、AppleのUIへのこだわりは凄いですね。 私なんぞはUIは市場で競争させてしまえばいいのではないかと思うのですが。

こんなところです。 SDKが公開された当初は凄い厳しい規約だったようですが、 今の規約は普通な感じでした。

2009年11月21日

4方向を回るfor文

忘備録代わりに4方向を回るfor文を書いてみました。

for (int xp = -1, yp = 0, i = 0; i < 4; xp += yp, yp = xp - yp, xp = yp - xp, ++i) {
  // ...
}

(xp,yp)が、(-1,0)、(0,-1)、(1,0)、(0,1)の順に変化します。 パズル系のゲーム等で役に立つことがあります。 もっと簡単に書く方法もあると思いますので興味がある方は考えてみて下さい。

2009年11月15日

iPhone Developer Program加入時のトラブル

先日(2009/11/14)、iPhone Developer Programに加入しました。
参考にしたページは「iPhone実機に自作プログラムを転送するまでの手順」です。
このページの通り私も加入時にトラブルが発生したので、そのあたりの出来事をまとめておきます。

全体の流れは以下の通り。

  1. iPhone Developer Programのスタンダードプログラム購入
  2. アクティベーションコード受取
  3. アクティベーション失敗と問題の報告
  4. Appleからの回答と再アクティベーション

iPhone Developer Programのスタンダードプログラム購入

  1. iPhone Developer Program」から購入手続き開始。
  2. 途中でApple Storeに遷移して10800円(税込)で購入。
  3. アカウントは、今まで使っていたものを使用。
  4. 住所等が一部「??」となっていて、それを修正するように言われたので、正しい住所に書き換え。
  5. 「ご注文ありがとうございました」が表示されるまで進んで完了。

アクティベーションコード受取

  1. アカウントに登録されていたメールアドレスに、「注文を受け付けましたので配送先に商品を発送します」という内容のメールが届く。
  2. 5時間後、アクティベーションコードがAppleから英文メールで届く。見た感じスパム扱いされそうなメールでした。
    スパムフィルタを使っている人は気をつけて下さい。

アクティベーション失敗と問題の報告

  1. メールに書かれているとおりにActivate Code入力ページを開き、Activateボタンを押す。
  2. 「We are unable to activate your iPhone Developer Program membership.」なるメッセージが表示される。
  3. Please contact usって書いてあるリンクをクリックし、入力フォームにメールアドレス、メッセージの内容、URL、"How should I do?"などを書いて送る。
  4. 2分後に報告を受領したとの自動生成メールがAppleから届く。

Appleからの回答と再アクティベーション

  1. 10時間後、購入情報と登録情報が違うので、身分証明書のコピーをFAXを送れという内容の英文メールがAppleから届く。なんじゃそりゃ。
  2. さらに1時間後、問題を取り除いたのでもう1回アクティベーションしてくれという英文メールがAppleから届く。
  3. 1通目のメールは気にせずに再度アクティベーションを実施。
  4. Welcome to the iPhone Developer Program というページまで辿り付き、iPhone Developer Programへの加入が完了。

注意点

  • 結構メール待ち時間が長いので、加入完了まで時間がかかります。2日以上は覚悟しておいた方が良いでしょう。
  • Appleからのメールは英文なので、スパムフィルタによってはスパムに分類されます。メールが届くのが遅いようでしたらスパムメールも確認して見た方が良いでしょう。
  • Appleアカウントの情報が変更されることもあるようですので、後で確認しておいた方が良いでしょう。

この加入時のアクティベーション失敗トラブルは、発覚から1年経過していますが、まだ直っていないようです。 Appleはもうちょっと頑張って欲しいなぁ・・・。