最近、うちのWebサーバのHDDがいっぱいになり、コメントが付けられなくなってしまっていました。
そこで、IO-DATAのHDL-GT2.0というRAID5ができるNASを買い、Webサーバにおいてあるデータの一部をこちらに移しました。これで当面は問題ないはずです。
いくつかあるRAID5-NASのうち、これを選んだ理由は、オフィシャルな交換HDDの安さです。
本体そのものは他のRAID5-NASよりちょっと高いです。例えばBUFFALOのTeraStation TS-2.0TGL/R5と比べてみます。 ビックカメラのオンラインショップによると、以下のように1万円位高いです。
IO-DATA HDL-GT2.0 | 158,000 |
BUFFALO TS-2.0TGL/R5 | 148,000 |
しかし、交換HDDの値段がだいぶ安いのです。以下のように、2万円安いのです。1つ交換した時点で元は取れそうです。
IO-DATA RHD-500 | 33,285 |
BUFFALO HD-HQ500FBS | 53,800 |
オフィシャルな交換HDDを使わなければ話は別ですけどね。
Fast Ethernetで接続し、HDBENCH 3.30でアクセス速度を測ってみました。単位はたぶんKB/sです。
環境 | データサイズ100MB | データサイズ1GB | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
Read | Write | Copy | Read | Write | Copy | |
Fast Ethernet | 8690 | 7819 | 4899 | 9047 | 7773 | 4873 |
これは回線の方がボトルネックになっているのかもしれませんね。
そのうちGigabit Ethernet環境を整えてまた測ってみることにしましょう。
買う前から若干気になっていたのが騒音です。轟音だったらどうしようかと心配していましたが、それほどでもありませんでした。 私は音量測定機器を持っていないんので定量的な数字は出せませんが、「そこそこ静かなデスクトップPC」よりもちょっと静か、という位です。 寝室に置いておかなければ問題なさそうです。
Windowsのバッチファイルで、ファイル名に日付や時刻を使いたいときがあります。 例えばバックアップのバックアップ先ファイル名です。ファイル名にバックアップ日時を入れるのは良くある話でしょう。
Perlなどのスクリプト言語を使えば簡単にできるのですが、バッチファイルだけでもできるので、やり方を紹介します。
使用するのは%date%と%time%という環境変数になります。
%date%には、以下の形式で日付が格納されています。
WindowsXPの場合
2007/03/18Windows2000の場合
日 2007/03/18
%timeには、以下の形式で日時が格納されています。 WindowsXP/2000の場合
20:47:31.03
%date%と%time%はWindows98SEでは使えませんでした。たぶんWindows2000以降専用だと思います。Vistaは分かりません。
これらの環境を使って、「backup-20070318-204731」という、「backup-YYYYMMDD-hhmmss」形式のファイル名を設定してみます。
まずは、以下のように日付と時刻を一旦テンポラリな変数dtとtmに設定します。
set dt=%date:~-10% set tm=%time: =0%日付の方は、WindowsXPと2000のフォーマットの違いを吸収するため、最後尾から10文字取り出しています。
%で囲まれた中にある「:」や「~」の意味については以下の記事を参考にして下さい。
「バッチ・ファイル中で日付をファイル名に使用する」
あとはdtとtmを使って以下のようにファイル名を設定します。
set fname=backup-%dt:~0,4%%dt:~5,2%%dt:~8,2%-%tm:~0,2%%tm:~3,2%%tm:~6,2%
以降はfnameをご自由にお使い下さい。