今、大容量のRAID5対応ネットワーク接続型ストレージ(NAS)を買うことを検討しているので、 各社のNASを価格面で調べてみました。
対象は以下の3シリーズです。
調査日時は2006/10/27-29です。
まずは、比較対象として、最近のバルクHDDの価格を調べてみました。 情報源はPC WatchのCPU、HDD、メモリ相場情報です。
概ねこんな感じですね。
容量 | 価格 | 価格/容量 |
---|---|---|
200GB | 9,000円 | 45円/GB |
300GB | 11,000円 | 37円/GB |
400GB | 20,000円 | 50円/GB |
500GB | 24,000円 | 48円/GB |
次は本命のNAS本体の価格です。値段の方はビックカメラで調べました。
製品名 | 容量 | 価格 | 価格/容量 |
---|---|---|---|
BUFFALO TeraStation TS-1.0TGL/R5 | 250GBx4(1TB) | 79,800円 | 80円/GB |
I/O DATA LANDISK Tera HDL-GT1.0 | 250GBx4(1TB) | 99,800円 | 100円/GB |
Logitec TERAGATE LHD-LAN1000QG | 250GBx4(1TB) | 99,800円 | 100円/GB |
BUFFALO TeraStation TS-2.0TGL/R5 | 500GBx4(2TB) | 148,000円 | 74円/GB |
I/O DATA LANDISK Tera HDL-GT2.0 | 500GBx4(2TB) | 198,000円 | 99円/GB |
Logitec TERAGATE LHD-LAN2000QG | 500GBx4(2TB) | 198,000円 | 99円/GB |
大雑把にバルクHDDの倍くらいでしょうか。バルクHDDに比べると色々な付加機能がありますので倍で抑えられているのは凄いですね。
この中ではBUFFALO TeraStationがダントツで安いです。
最後は交換用HDDの価格です。RAID5は、HDDを交換してナンボのシステムなので、交換用HDDの値段も重要です。
Logitecの交換用HDDだけビックカメラで売っていなかったので、
価格データはLogitecのTERAGATE紹介ページの下の方にあるスペアドライブの標準価格から頂きました。
製品名 | 容量 | 価格 | 価格/容量 |
---|---|---|---|
BUFFALO HD-HQ250FBS | 250GB | 21,800円 | 87円/GB |
I/O DATA RHD-250 | 250GB | 15,800円 | 63円/GB |
SPD-LAN250QG | 250GB | 23,200円 | 93円/GB |
BUFFALO HD-HQ500FBS | 500GB | 59,800円 | 120円/GB |
I/O DATA RHD-500 | 500GB | 43,800円 | 88円/GB |
SPD-LAN500QG | 500GB | 63,600円 | 127円/GB |
た、高い・・・。バルクHDDの2~3倍です。本体よりも高いものもあります。本体じゃなくて交換用HDDで儲けるつもりなんですかね。
LogitecとBUFFALOの2TBのNASは、本体の方が安いです。HDDを4個買うならば、本体を買ってばらしましょう。
ダントツで安いのがI/O DATA。I/O DATAの交換用HDDは特殊形状なので高そうなのですが、なぜか一番安いです。不思議。
まとめます。ここまでで分かることは以下の通りです。
一応参考までに、上記の情報だけでは分からないことも載せておきます。
これだけ見るとI/O DATAが一番良さそうに見えます。 12月上旬に出てくるBAFFALOのTeraStation Proも見てみたいですが、もうI/O DATAのNASを買っちゃおうかなぁ・・・。
この記事は、先日の「WindowsのHTTPスタック」をHiro Kannoさんの標準語→大阪弁変換ツールで(無意味に)変換した記事です。 Life is beautifulの「大阪弁変換で遊んでみた」に感化されてなんとなくやってみました。技術文書もいい味が出ますね。
今日はWindowsのHTTPスタックを紹介しまんねん。
HTTPスタックとは、HTTPを使うための各種ライブラリを集めたものや。
図を書くと、各レイヤのライブラリを積み重ねたように見えるので、スタックと呼ぶのだそうや。
アプリケーションレイヤから見ると単なるライブラリに見えまんねんけどね。
Windowsには、WinInetとWinHttpの2つのHTTPスタックがあるんや。 この2つのHTTPスタックの特徴を紹介しまんねん。
古くさいHTTPスタックやけどアンタ、今でも広く使われていまんねんわ。 インターフェースはInternetOpenやInternetReadFileやらなんやらいくつかのWin32APIから構成されていまんねんわ。 プロキシ設定はInternetExplorerの設定から行いまんねんわ。HTTPだけではなく、FTPやGopherも使えまんねん。
WinInetを使っとるライブラリやツールは、以下のようなものがあるんや。
また、以下のような制約やバグを抱えていまんねんわ。
わいにとってはつきあいの長いHTTPスタックやけどアンタ、バグや制約が厳しいので、そろそろお別れしたいや。
新しいスタックやけどアンタ、あまり広く使われていまへん。 インターフェースはWinHttp ActiveX オブジェクトが提供していまんねんわ。 プロキシ設定は、proxycfgちうWindows同梱のコマンドラインツールを使って行いまんねんわ。WinInetと違い、HTTPしか使えまへん。
WinHttpを使っとるライブラリやツールは、以下のようなものがあるんや。
WinHttpの制約やバグはちーとばかし分かりまへん。WinInetが抱えとる制約やバグは大体解決されとるようや。
わいにとっては今後お付き合いしたいHTTPスタックや。WinInetのバグにはもう近づきたくおまへん。 プロキシ設定がちょいと難儀なのが難点やけどね。
一応ケツに細くしておきまっけど、上記のバグやライブラリやらなんやらは、わいが開発をしていく中で見つけたものやので、網羅的に探したものではおまへん。
抜けはそれなりにあると思うでのでご注意くれへんかの。
今日はWindowsのHTTPスタックを紹介します。
HTTPスタックとは、HTTPを使うための各種ライブラリを集めたものです。
図を書くと、各レイヤのライブラリを積み重ねたように見えるので、スタックと呼ぶのだそうです。
アプリケーションレイヤから見ると単なるライブラリに見えますけどね。
Windowsには、WinInetとWinHttpの2つのHTTPスタックがあります。 この2つのHTTPスタックの特徴を紹介します。
古いHTTPスタックですが、今でも広く使われています。 インターフェースはInternetOpenやInternetReadFileなどいくつかのWin32APIから構成されています。 プロキシ設定はInternetExplorerの設定から行います。HTTPだけではなく、FTPやGopherも使えます。
WinInetを使っているライブラリやツールは、以下のようなものがあります。
また、以下のような制約やバグを抱えています。
私にとってはつきあいの長いHTTPスタックですが、バグや制約が厳しいので、そろそろお別れしたいです。
新しいスタックですが、あまり広く使われていません。 インターフェースはWinHttp ActiveX オブジェクトが提供しています。 プロキシ設定は、proxycfgというWindows同梱のコマンドラインツールを使って行います。WinInetと違い、HTTPしか使えません。
WinHttpを使っているライブラリやツールは、以下のようなものがあります。
WinHttpの制約やバグはちょっと分かりません。WinInetが抱えている制約やバグは大体解決されているようです。
私にとっては今後お付き合いしたいHTTPスタックです。WinInetのバグにはもう近づきたくありません。 プロキシ設定がちょいと面倒なのが難点ですけどね。
一応最後に細くしておきますが、上記のバグやライブラリなどは、私が開発をしていく中で見つけたものなので、網羅的に探したものではありません。 抜けはそれなりにあると思いますのでご注意下さい。
情報処理技術者試験のテクニカルエンジニア(NW)を受けてきました。
私はここ数年この試験を受けているのですが、試験問題から、ネットワーク界隈のトレンドが分かって面白いです。
例えば、会社の本社と営業所を繋ぐネットワークに関する問題ですが、
昔は、このネットワークを専用線からIP-VPNへの移行するときの問題が出ていました。
今回は、IP-VPNからIPsecを使ったインターネットVPNへ移行するときの問題が出ました。
IP電話に関する問題も増えてきているので、最近のトレンドはインターネットVPN&IP電話なのかなぁと思う次第です。
ネットワーク界隈に知り合いは居ないので、ホントかどうかは分かりませんけどね。
昨日(10/10)のIT系ニュースサイトは、GoogleがYouTubeを買収したというニュース一色でした。
でも組み込み系の私の仕事にはあまり関係ないので実感が沸きません。凄い会社が凄いことをしたという程度のイメージしか抱けませんでした。うーん。
それはさておき、私はここ最近、RSSリーダーHeimdallrを使っていませんでした。
Heimdallrの設定ファイルがなぜか壊れて登録しておいたURLが全て消えてしまった上、解析&修復のまとまった時間がとれなかったからです。
今回の三連休でようやくまとまった時間が取れたので、設定ファイルの解析&修復を行って復旧させました。
起動したときの感想は以下の通り。
なお、設定ファイルが壊れた理由の方はHeimdallrのバグでした。
気になる方は対策版のHeimdallr 1.11 alpha2をご利用下さい。
Heimdallr 1.11alpha2をリリースします。
安定版ではありません。
安定版はHeimdallr 1.10です。
ほぼ一年ぶりのリリースですが、変更内容はほとんどバグ修正です。
設定ファイルが破壊されるバグは結構致命的です。あまり発生することはありませんが。
今回の修正で、怪しいRSS Feedは全部読み込まないようになりました。
このため、従来は読み込めていた(怪しい)RSS Feedが読み込めなくなっている可能性があります。
多少は不便になるかもしれませんが、下手に読み込んでしまうと設定ファイル破壊に繋がるので、申し訳ありませんが、切り捨ててしまいました。
最近MSXMLをあれこれ触っているのですが、 時々妙な現象に遭遇するので、メモを残しておきます。
MSXML4.0のIXMLDOMDocument2インターフェースのload 関数でURLを指定したとき、
HTTPステータス301(Moved Permanently)や302(Moved Temporarily)が返ってくると、新しいURLにアクセスせずにエラー終了します。
MSXML2.6やMSXML3.0は新しいURLにアクセスします。
RSS Feedだけを見ても、301や302を返すようなサイトは結構あります。
例えば、Feed MeterのTop 100 OPMLに
登録されているRSS Feedだけでも、301や302を返すRSS Feedはこれだけありました。(2006/10/8 22:30頃に取得したデータです)
有名サイトが多いので困りものですね。
私はMSXML3.0を使うことにするので、この問題はこれ以上追及しませんが、関連ありそうなMicrosoft技術情報を載せておきます。
MSXML4.0で、loadの中で使用しているHTTPスタックがServerXMLHTTPに変わったのかもしれませんね。たぶん何がしかの設定を行えばうまく動くとは思うのですが・・・
以前買ったRio carbonというmp3プレイヤーが壊れました。
新しいものを買っても良かったのですが、3年間の延長保証期間内だったので、試しに修理してみることにしました。
電源を入れてみたところ、無事起動しました。
HDD内のデータは全部何故か残っていました。HDD交換したのに不思議ですね。
メーカが頑張ってくれたのか、実はHDDを交換していないのか。なんにせよバックアップを復元する手間が省けましたので良しとしましょう。
結局、修理に預けてから2.5週間で無事に直って戻ってきました。
延長保証のおかげで無料だというのは良いのですが、2.5週間使えないというのは結構大きいですね。修理中に代替機を貸し出すサービスが欲しいと思いました。