Heimdallr 1.09beta5をリリースします。
安定版ではありません。
安定版はHeimdallr 1.08です。
1.09もついにbeta5まで到達しました。なかなか安定版になりませんね。 1.09beta5では、マルチモニタ環境において概要ウィンドウの表示が位置ずれるバグが修正された可能性があります。 なんでそんな曖昧な言い方かと言いますと、私はマルチモニタ環境を持っていないのでテストしていないからです。
なお、サイトの設定やビューの設定は、従来から変わらず常にプライマリモニタに表示されます。こちらは修正するのに手間がかかる上、修正してもあまりメリットが無いのでしばらくは放置します。
というわけで、勝手ですが、私ができなかったテストを、マルチモニタ環境をお持ちの方にテストをお願いしたいと思います。テスト項目は以下の通りです。(Test1)~(Test4)まで試し、夫々のテストについて、PASS/FAIL/実施不要のどれになったかをコメント欄に書いて頂ければと思います。
結構項目があって大変かもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
もう上の方にたくさん書いてしまったのでどうでも良いことかもしれませんが、いつも書いていますので変更点詳細を列挙しておきます。
今週末(6/26)に引越しをします。
本サイトは自宅サーバにより提供されているので、引越し先のネットワークが機能するまでこのサイトには繋がらなくなります。
サイトに繋がらない期間は、短くて1日、長くて1週間だと思います。
今のところ、代替サーバなどを用意する予定はないので、
特にメッセージが表示されることはなく、単に繋がらなくなるだけです。
Heimdallrの使い方のヒントということで、 開発者である私がHeimdallrをどのように使い倒しているのか、書いてみたいと思います。
まずはデスクトップのスクリーンショットです。
Heimdallrに慣れている方でしたら、これを見れば使い方が大体分かると思います。
Heimdallrのビューは10個あります。
ほとんどのビューは、記事があるときは普通のウィンドウで、記事がないときは最下位ウィンドウになるよう設定してあります。一部のビューは、記事があるときは最上位になります。
このままでは説明し難いので、番号を振ってみます。
以下、各ビューの用途を説明します。
こんな感じです。 デスクトップが結構大きいので思いつくままビューを追加していったらこうなってしまいました。
デスクトップの大きさにも依りますが、ビューは幾つか用意して使い分けた方が良いと思います。
サイトのお気に入り度をベースにビューを分けると上手く行くことが多いような気がします。
また、ビューの大きさは良く考えましょう。ビューは小さくても十分なときがあります。更新されたら必ず見るサイトばかりが登録されたビューは、1行で十分でしょう。
皆様も、色々と工夫してみて下さい。たぶん、私も知らない便利な使い方がたくさんあると思います。
mixiチャンネル alpha2をリリースします。
mixiチャンネルは、mixiを閲覧するための、Heimdallrのプラグインです。
詳細は、mixiチャンネル alpha1リリースを参照して下さい。
C++の設計と進化という本を読んでみましたので感想を書いておきます。
この本は、C++の生みの親であるBjarne Stroustrup氏が、C++を設計した際の思い出を回顧して書いた本です。思い出ですので、C++の仕様そのものよりも、何故今の仕様になったのか、何故他の仕様にならなかったのか、そうした経緯の方に重点が置かれています。
この本を読み終えての第一の感想は、
「私ってC++のことを全然分かってなかったんだなぁ・・・」
というものです(もちろん、読み終えれば分かるものでもなく、今も分かっていません)。
例えば用途面。
今まではC++が何に使われているかなんとなく分かっていたつもりでしたが、それは全体のほんの一部でした。C++について偉そうなことを言うのは止めようという気になりました。
例えば機能面。
なぜC++にガベージコレクションがないのか、なぜ言語レベルでスレッドをサポートしていないのか、なぜCとの互換性をあれほど重要視したのか、私は分かってませんでした。いや反省。
第二の感想は、
「Bjarne Stroustrup氏って頭良いなぁ」
というものです。
この本には、ユーザからの要望や仕様が衝突したとき、どのように考え、どのように結論を出したか、具体的な思考の過程がたくさん書いてあります。
私が読んだ限りでは、こうした衝突に対し、Bjarne Stroustrup氏は実に深く物事を考え、解決していっています。
その思考プロセスは、ちょっと応用すれば、C++以外にも様々な事例に適用できるものだと思います。私には大変参考になりました。
C++に新機能を追加するかどうか判断する際、その機能をC++ユーザ(すなわち開発者)にどれくらい簡単に説明できるかという点や、それをどれくらい簡単に実装できるか(コンパイラを作れるか)という点を重視していたのが印象深かったです。
そんなわけで、色々勉強になりました。
C++に対して何か想い(好きでも嫌いでも良いです)がある方にはお勧めの一冊です。
Heimdallr 1.09beta4をリリースします。
安定版ではありません。
安定版はHeimdallr 1.08です。
1.09beta4では、バグが1点修正されました。 k730さん、oojiさんから報告があった現象が発生しないようになっているはずです。
Bulkfeedsや未来検索Livedoorをはじめとし、もぶろげっとβ、blog Watcherなど、世の中には実に様々なRSS検索サイトがあります。
そのようなRSS検索サイトの課題のひとつに、ノイズの存在があります。
ノイズとは、ほとんどの人が見て意味を感じないページのことです。
例えば、公式ページから説明文をコピーペーストしただけの「商品紹介ページ」。
引用元の記事に追従コメントを一言追加しただけの「引用ページ」。
他にも色々とあると思います。
こうしたノイズを除去するノイズフィルタは、色々なものがあるとは思いますが、もっとも精度が高いのはこれだと思います。
人力ノイズフィルタ。
人間がひとつひとつ記事を見て、ノイズかどうかを判断する究極の力技です。
しかし、残念ながら、人間がやるのはとても大変です。有料検索ならばともかく、無料検索ではアルバイトを雇うのも難しいでしょうから実現は大変です。
と思っていたのですが、なんと、人力ノイズフィルタ付きの無料RSS検索サイトを見つけてしまいました。
技術的な詳細を見ていけば、人力ノイズフィルタと呼べるかどうかは微妙なところですが、なんにしてもとても優良な検索結果を出してくれます。どれも読み応えのある記事ばかりです。何しろ世の中の誰かが「ブックマークする価値あり」と認めた記事ですので。
検索対象となる記事数は、他のRSS検索サイトと比べて遥かに少ないと思いますので、
ありとあらゆるキーワードに対し優良な結果を返すとまでは思わない方が良いと思いますが、RSS検索サイトのノイズにお困りに方には良いソリューションになるかもしれません。お試し下さい。
毎月恒例のカウンタートラックバックです。
5月中にHeimdallrを紹介して頂いた方々に対し、トラックバックを送ると共にお礼を込めてコメントなどを書かせて頂きたいと思います。
キーワードチャンネルのノイズの多さは私も気になるところです。
キーワードによってはほとんどノイズだけになりますね。
対策としては、キーワードによるフィルタリング、使用する検索エンジンの選定、ソーシャルブックマークとの連携、スパムメール検出技術の応用、など色々な手が考えられますが、どれも一長一短。難しいところですね。
天気予報表示は、Heimdallrでもできます。
「goo 天気」が配信しているRSSを受け取れば良いのです。
私は、Heimdallrに、高さ1行だけのビューを追加して、そこにこの天気予報を表示させています。結構便利ですよ。
でもデザイン性はどう見ても「NISSANデスクトップツール3の天気予報」>「Heimdallr」ですけどね。
(開発者の)私よりも見事に学習機能を使いこなしています。素晴らしいです。 さっそく私も真似させて頂きました。
それにしても、はてなブックマークの「注目のエントリー」か「最近登録されたエントリー」は読み応えのある記事が多いです。ソーシャルブックマークって面白そうですね。
Heimdallrリリース前にどのようなテストをしているかは、「Heimdallrのテスト体制」に書いてあります。適切なバージョンを選んでインストールして頂ければと思います。
この方からは色々とバグ報告を頂きました。ありがとうございました。
頂いた報告の内容から推察するに、1日あたりのHeimdallr使用時間は私(開発者)よりも長そうです。
使い込んで頂いてなによりです。
この方からは5月中に3件ものトラックバックを頂きました。
それぞれの記事にまとめてトラックバックを送ることになります。
つまり、この記事からはこの方のサイトに3件トラックバックが送られています。
こういう送り方は、送られた方からすると、重複トラックバックに見えるんですよね。
トラックバックスパムと間違えられることもありそうです。ややこしいもんです。