2007年09月11日

libjpegの使い方(Visual C++.NET 2003)

Visual C++.NET 2003でIJGが配布しているIJG JPEG library(libjpeg、jpeglib、jpeg-6bと呼ばれることもあるようです)を使う方法を調べましたので、まとめておきます。

必要なもの

  • Visual C++.NET 2003
  • IJG JPEG library ソースコード(jpegsrc.v6b.tar.gz)。IJGからダウンロード可能
  • プロジェクトファイル(20070911_libjpeg.lzh)。

手順

  1. libjpeg.vcprojをjpeglib.hと同じ場所に置きます。
  2. jconfig.vcをjconfig.hにcopyします。
  3. libjpeg.vcprojを開いて全構成をビルドします。libフォルダ以下にC++ランタイムに合わせた6種類のlibファイルが作成されます。

libjpegの機能は、jpeglib.hを#includeすると使えるようになります。
このとき、標準的なヘッダ(windows.hなど)と干渉を起こすことがありますが、以下のように書くと回避できます。

#define XMD_H
#undef FAR
extern "C" {
#include <jpeglib.h>
}

以上です。 libjpegの使い方は適当に検索すれば見つかります。 快適なjpegライフをお楽しみ下さい。

「libjpeg高速化改造版の使い方(Visual C++.NET 2003)」に続きます。

投稿者 MASATO : 2007年09月11日 01:28 | トラックバック
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