「IPSecテクニカルガイド―インターネット・イントラネット・VPNのセキュリティ標準」という本を読みました。
目的は、テクニカルエンジニア(ネットワーク)対策です。
本屋の棚にIPsec関連の本がこれだけしかなかったので、とりあえず買って読んでみました。
全体としては分かり難い本だと思いました。図が少なく、また説明もあまり分かり易いものではありませんでした。
それでも、暗号学初心者とって得るものはそれなりにありました。参考になったことを以下に列挙します。
AmazonでIPsecをキーワードにして検索すると、もう少し分かり易そうな本がいくつかあります。こっちにすれば良かったかもしれませんね。
投稿者 MASATO : 2006年12月17日 20:26 | トラックバック> MD5とかSHAとかで検証していると思いました
すみません、誤記です。
所謂CBC-MACと呼ばれる方法により、ブロック暗号方式を使って完全性検証はできます。
でもここで言いたかったのは、「対称鍵で完全性検証ができる」ということです。本文の方は直しておきます。
> Linuxでracoonとかデバッグモードで動かしてみれば
なるほど、実物の動きを見てみると理解が進みそうですね。
> 数学とか、既存の暗号化方式とか、それに対する攻撃手段とか
> 十分に理解した上で、用途によっては導入しても良いと思います
一見大丈夫そうに見える認証手順が、リプレイ攻撃であっさりと破られる例題を見て以来、これは自分では欠陥を見つけることは無理だろうな・・・と諦めきっています。
でも用途が限られていれば、自分で作った手順を使っても良いかもしれませんね。例えばカジュアルハッキングを防止するだけで良ければなんでもありでしょう。
>ブロック暗号方式でデータの完全性が検証できる
MD5とかSHAとかで検証していると思いました
>IKE
Linuxでracoonとかデバッグモードで動かしてみれば
実際の動作とかわかりやすいかと思います
>独自のやり方を導入してはいけません
数学とか、既存の暗号化方式とか、それに対する攻撃手段とか
十分に理解した上で、用途によっては導入しても良いと思います