今回は、GPS-CS1K、Google Picasa、Google Earthを連携させる話です。
Google Picasaは、タダのPicasaではなく、Picasa with web sharingという代物を使う必要があります。
これは、Picasa Web Albumsから無料でダウンロードできます。英語版でしかもβ版です。入手にはGoogle Accountが必要です。
このPicasaの日本語版はまだ無いようです。
Google Earthは普通に手に入るもので問題ありません。ダウンロードはGoogle Earth ホームからできます。
連携手順は以下の通りです。
(1) GPS-CS1Kの付属ソフトを使い、デジカメ画像のExif情報にGPS-CS1Kから取得したGPSデータを埋め込みます。GPSデータを埋め込んだ画像は、どこかのフォルダにまとめて置いておきます。
(2) Google Picasaを起動し、画像が置いてあるフォルダを選択します。
(3) Google Picasaのメニューから以下のようにTools→Geotag→View in Google Earthを選択します。
(4) Google Earthが勝手に起動しますので後は自由に拡大縮小して楽しみましょう。
大阪城公園で撮ったデジカメ画像はこんな感じになりました。
誤差は10m~20m程度でしょうか。歩いた道がはっきり分かります。結構感動です。このくらいの精度があれば、普段のお散歩でも十分に役に立つでしょう。
測位準備中の状態が長いように感じたのでちゃんと測位できているか心配だったのですが、たいして問題なさそうです。対策(GPS-CS1Kをカバンに固定するなど)を取るともっと誤差が少なくなるのかもしれませんが。
ほとんどのデジカメ画像は正確な場所に表示されているのですが、一部GPS-CS1Kのエラーらしきものがありました。これです。
img26とimg28を撮影したのはほとんど同じ場所ですが、200m程度離れているように見えます。なんででしょうね?
また、Google EarthのGUIはいまいちです。上記のスクリーンショットを見ても分かりますが、一言で言うと見難いです。img6,img7などの謎のイメージ番号(ファイル名ではないです。意味不明)が表示されていてうっとおしいです。デジカメ画像は小さくて見難いです(拡大表示ができません)。デジカメ画像と背景の色が似ているとどこに写真があるのか良く分かりません。
とりあえず見て楽しむ程度はできますが、今後これを使ってデジカメ画像を管理していく気にはなりません。改良待ちですね。
正直GPS-CS1Kの精度がここまであるとは思っていませんでした。蝶の出現ポイントを押さえることもできそうです。ハードウェアとしては満足しました。
ソフトウェアの方はまだ満足な解は見つかっていません。模索中です。GPS-CS1Kの出力データが標準フォーマットのデータなので、選択肢が山ほどあるのがありがたいですね。いざとなったら自分で・・・というのもありですし。
> imgってのはピンの名前ですし、
ピンを打つ、という操作をした覚えがないので、ピンの名前と言われても分かり難いです。
>それに画像を拡大表示できないと書いてありますが、できますよ。
もうちょっと拡大するとできるのですが、なぜかこの縮尺ではできないのです。