水飲み場にいたスズメがいい感じのシーンを作り出していましたのですかさず一枚。
左の方は色が薄いので若鳥のようです。もしかしたらこの二匹は親子かもしれませんね。
さて、話は変わりますが、
IT Mediaの方に私が使用しているデジカメ「Panasonic DMC-FZ7」のレビューが載っていました。
屋外に最適な超望遠ズーム機――「LUMIX DMC-FZ7」
上記レビューには、プログラムAEの振る舞いが納得いかないと書いてあります。シャッタースピードよりも、絞り込むことを優先しているような振る舞いになっているみたいですね。
実際に試してみましたが、確かにそのような振る舞いになっていました。プログラムAEモードだけでなく、マクロモードでも同じ振る舞いになっています。今まで全然気が付きませんでした。
例えば上記のスズメの写真は、マクロモードで撮影したのですが、T端で、F5.0、シャッタースピード1/100秒、ISO80です。もうちょっと絞りを開放してくれれば、シャッタースピードが速くなり、左側のスズメの羽のブレがもうちょっと少なくなったでしょう。絞り込んでシャッタースピードを落とすような今の振る舞いはあまり好ましくありません。
しかし、オートモードの振る舞いは、カメラの顔とも言える重要な振る舞いですので、然るべき見識を持った技術者集団が様々な検討や実験を重ねて辿りついたものでしょう。何か絞りを閉じることを優先しなければならない理由が何かあったではないかと思います。絞りを開けたときの被写界深度が浅かったか、手ブレ補正に自信があったのか。その理由が知りたいですね。
ちなみに、DMC-FZ7のアルゴリズムは、ISO感度を上げたがらないようです。シャッタースピードが1/2秒くらいにまで低下しても、まだISO200です。高感度撮影時の画質に自信がないのかもしれません。こうしたオートモードの振る舞いは、メーカーの主張が感じられて面白いですね。機会があったら他のメーカと比べてみたいです。