今年も造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。
雨が降っていたので、桜の花よりも傘の花の方がたくさん咲いてました。
傘の花はさておき、ここの桜で一番お気に入りの品種は鬱金(うこん)です。というか見て判別できるのが鬱金だけなんですけどね。
この花は、光の加減によっては金色に見えます。金色の桜。いいっすよ。
ほかにこんな色の桜はありません。仲間はずれとか孤高とかいう感じがしていいですね。
でも一番のお気に入りを一本選べといわれると、北門近くの楊貴妃(ようきひ)になります。楊貴妃の花は花弁数が20枚もある超ド派手な花なんですけれど、北門近くの一本は、その花でドームを作っているのです。軽い雨なら防げるくらいの密度の高い花のドームです。ドームの中に入ると桜に包まれている気分を味わえます。いいですよー。
しかし、まあ、雨の日に行くと傘で視線が遮られてあまりよろしくないですね。来年は晴れた日に行きたいものです。