Heimdallrの起動時間にいちゃもんの続きです。
今回はブラウザ起動時間についてのお話です。
まずブラウザ起動時間とはなんぞや、という話ですが、これは記事タイトルをクリックしてからブラウザの画面にその記事の本文が表示されるまでの時間のことです。
この時間は、ブラウザや接続先のアクセス速度によってまったく異なりますが、2秒かかることはざらにあります。
これは、遅いのです。
PC使っているとこの遅さが慣れっこになってきますが、テレビのリモコンでチャンネルを変えたとき、2秒もかかったらどうでしょう。ついつい押せなかったと思って連打してしまいますよね。つまり、2秒というのはユーザが誤操作をしてしまう余地のあるくらい長い時間なのです。これは、あんまりです。
ではどのくらいの時間ならば良いかと言われると、私は200ミリ秒だと思います。この応答速度であれば、ユーザもボタンを連打しようとは思わないでしょう。
でもってこれに対する開発者としての回答ですが、
200ミリ秒にしてと言われても難しいです。
ブラウザを内蔵すれば手段が無いわけではありませんが、手間がかかって大変そうです。申し訳ありませんが、ここはユーザの我慢強さに甘えたいと思っています。
以下余談です。
目標時間はさておき、Heimdallrの記事タイトルをクリックすると記事が画面から一瞬で消える、というユーザインターフェースはブラウザ起動時間の遅さをカバーする恐ろしい(?)ユーザインターフェースになっていますね。
ブラウザ起動が遅いのに痺れを切らしたユーザが、もう一度記事タイトルをクリックしようと思っても、もうそこには無いわけです。さすがに押すものが無ければユーザは待つしかないので、ユーザを苛々させることはあっても、誤操作してしまうことは無いわけです。
テレビのリモコンで言うと、チャンネル変更ボタンを押した瞬間、ボタンがリモコン内に収納されてしまうようなユーザインターフェースに相当します。これならチャンネル変更に何秒かかろうと、連打されることはないですね。遅さがどーにもならないときはこんなユーザインターフェースもありなんでしょうね。