2005年08月20日

SdlSandbox

今日はアクセス数が増えそうな気がするので、今後しばらくのメイントピックにする予定のSdlSandboxを紹介します。

SdlSandboxとは

SdlSandboxは、C++とSDL(Simple DirectMedia Layer)OpenGLを使って開発中のミニゲームです。
目指すは、「ゲーム開発初心者が、ゲームの動作を学ぶためのサンプル」です。

「SdlSandbox」という名前は、「SDL」を使ってみようと思い立った人が自由にあれこれ試せる「Sandbox」になれば良いな、と思って名付けました。

特徴

以下のような特徴を持ったゲームにしようと思っています。

  • 複数のプラットフォームで動作可能。 Windows、Linux、etc・・・など様々なプラットフォームで動作するものを目指しています。
  • 3Dエンジンを使った2Dゲーム。 3Dエンジンを使うと、回転拡大縮小やαブレンディングが高速に行えますので、色々なエフェクトが実現できます。何か面白いことができるのではないかと思います。
  • 大きくも無く、小さくも無い、デバッガで追いかけたくなる程度の大きさ。大きすぎると訳が分からなくなりますからね。ほどほどが肝心です。
  • ほどよく基本的なノウハウを詰まっている。 私がもっているノウハウを幾つか盛り込んでみる予定です。どんなノウハウなのかこのサイトで紹介できたらいいですね。といってもそれほど大したものでないですが・・・。

内容

これまでの紹介文でどんなゲームであるかまったく触れていないことから察せられたかもしれませんが、大したものではないです。

一応スクリーンショットが撮れる所まではできていますので、公開します。こんな感じのゲームです。
SdlSandbox
(クリックすると実物大のスクリーンショットが表示されます)

こんな感じの迷路の中を上下左右のキーを使って移動してゴールにたどり着けばクリア。それだけです。シンプルですね。

ダウンロード

どんな感じのものかすぐに試してみたい人のために、Windows環境で動作する実行ファイルを用意しました。まだゴールできないのでゲームとしての形にはなっていません。 迷路の右下まで到達したら自分でクリアー!と叫んでALT+F4を押して終了して下さい。

SdlSandbox 20050820版 ダウンロード

その他あれこれ

SdlSandbox開発を通して、私はこんなことを学んでみたいです。

  • SDLとOpenGLについて。面白そうなのでちょっと突っついてみる、という感じです。
  • いわゆるオープンソース開発とやらがどんなものか。開発中でもSubversionを使って誰でも改変できるようにしたいと思います。誰も改変してくれない可能性の方が高そうですが(笑)。
  • C++でマルチプラットフォームで動作するゲームを開発することがどれくらい大変なのか。SDLとOpenGLを使えばなんとなくできるとは思いますが、実際にやってみれば色々問題があるでしょう。どんな問題があるのか知りたいところです。

最後に

長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。

SdlSandboxのSubversionリポジトリは、既に http://www.sutosoft.com/svn/SdlSandbox で公開しています。
必要なライブラリや、ビルド手順などは追々解説していきたいと思いますが、既に全ソースコードにはアクセスできるので、チャレンジャーの方はご自由にどうぞ。

恐ろしいことに誰でもCommitできるようになっていますので、改変の方もご自由にどうぞ。

投稿者 MASATO : 2005年08月20日 00:59 | トラックバック
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