最近、SDL(Simple DirectMedia Layer)とOpenGLとを組み合わせて使ってみています。結構面白いです。
SDLはゲーム向けの比較的シンプルなライブラリで、Linux、MacOS、Win32などで動作します。
主機能はウィンドウ表示、2Dグラフィックス描画、キーボードやジョイスティックなどの入力検出、音出力などです。
どのOS向けライブラリでも同じAPIが提供されていますので、これを使えば、それぞれのOSに移植可能なゲームを作ることができる、らしいです。でもって、SDLは、OpenGLと連携するための機能も提供しています。
OpenGLは、とても有名なライブラリなので私が紹介するまでもないですが、
主機能は3Dグラフィックス描画で、これもさまざまなOSで動作し、どのOS向けライブラリでも同じAPIが提供されています。
SDLとOpenGLを組み合わせれば、2Dゲームや3Dゲームを作るための機能が全て揃います。そして、どちらも移植性が高いので、
うまくやればマルチプラットフォーム(OS)で動作するゲームが作れるわけです。
SDLとOpenGLの両方が使えるプログラミング言語の方ですが、これも山のようにあるらしく、
C、C++、Java、C#、Ruby、Python、D、など、様々な言語で使えるようです。
ということは、SDLとOpenGLの組み合わせは、マルチプラットフォームでマルチランゲージな2D/3Dゲーム開発環境であるわけです。
こういうのって他にはないですよね。
私としても、C++を使ってマルチプラットフォームで動作するゲームが作れるというのはちょっと惹かれるものがあります。
どんな感じなのか、何かミニゲームでも作って確かめてみたいと思います。