今回は私がHTTPプロトコル解析に使っているツールを紹介したいと思います。
秀まるおさんの横取り丸とInetSpyを組み合わせて使っています。InetSpyが横取り丸のプラグインのような感じになっています。
HTTPクライアント開発者にとってはとても便利だと思います。
HeimdallrもHTTPクライアント(というかクライアント型RSSリーダーは全てHTTPクライアント)ですので、私も大変便利に使わせて頂いております。
このツールは、プロキシとして機能します。
例えば、ローカルホストにインストールし、IEのプロキシの設定をlocalhost:8000(ポート番号は変更可能)にすると、このツール経由で外にアクセスするようになります。
ツール経由のアクセス内容は全て記録されますので、それを見てあれこれ解析できます。
「RSS検索サイトはステータスコード304を返すか」という記事や、「RSS検索サイトは検索結果を圧縮して返すか」という記事にあるHTTPリクエストやレスポンスは、これらのツールを使って取得しました。
スクリーンショットを以下に示します。
これはリクエスト一覧です。
応答時刻や終了時刻を確認することにより、HTTPクライアント開発者にとっては、ちゃんとタイムアウトしたらコネクションを切断しているのか、といったことが確認できます。
応答サイズも確認できますので、適切なバッファサイズや、If-Modified-Sinceによるメリットなどが確認できます。
個々のリクエストの詳細ももちろん確認できます。
自分で作ったアプリケーションであっても、HTTP周りは他者が作成したライブラリを使うことも多いため、どのようなリクエストを出しているのかソースコードを眺めていても分かり難いものです。
考えたとおりのリクエストになっているか確認しておきましょう。
レスポンスも確認できます。
レスポンスは接続先によって様々なものになるので、細かく確認してもあまり意味は無いかもしれませんが、ステータスコード304などを確認するときに便利です。
他にも様々な活用方法があると思います。お試し下さい。
投稿者 MASATO : 2005年02月09日 00:14 | トラックバック自分は
http://www.rwtemple.com/software/HttpSpy
HttpSpy使ってます。
http://www.ingrid.org/jajakarta/jmeter/
最近はコレを使ってみようかと思っています。