IBMのPC事業が中国Lenovo Groupに売却されることを聞いて、
ああ一つの歴史が終わったなぁ
と思いました。
PCにはPersonal Computerという意味として使われることもありますが、大抵はIBM PC/AT互換機という意味で使われています。
つまりPCというのはIBMが発売したPC/ATというコンピューターと互換性を持ったコンピューターということであり、PC世界の創設者はIBMなのです。その創設者が、自ら作り上げた世界から去っていくわけです。歴史の終わりを感じます。
PC世界はとっくに創設者のものではなくなっているので、創設者が去っていっても、感慨深いだけで別に大きな変化は無いと思いますけどね。
しかしIBMって大きい会社のわりには思い切った割り切り方をしますねぇ。前のHDD事業売却もそうでしたけど。日本生まれの会社じゃこうはできないでしょう。日本生まれの会社に勤めている私としては複雑な気分です。でも日本の会社には、こういう割り切り方を見習うのではなく、割り切らない所に強みを見出して欲しいですね。でも割り切りの上手い会社を相手にするとコスト勝負で勝てんのですよ。うーん。
投稿者 MASATO : 2004年12月14日 22:28 | トラックバック懐かしい話ですね。
PC-98が終わったときにも歴史の終わりを感じた覚えがあります。
PC-98世界は創設者(NEC)の撤退とともに世界が消えちゃいましたけどね。
違います、日本でPCと言えばPC-9800シリーズ
16ビットパソコン時代に日本のシェアをほぼ独占していたあのシリーズです。
PC/AT互換機ではなくDOS/Vマシンと呼ぶのがNEC信者の正しいあり方です(ぇ~
1982年のPC-9801発売がPCの始まりにゃりよ
http://www.eonet.ne.jp/~building-pc/pc/pc1982.htm
PC/ATは1984年に発売されたパソコンです。
http://www.eonet.ne.jp/~building-pc/pc/pc1984.htm
歴史も値段もPC98の方が一回り上にゃ~
HDD部門売却の時みたいなノリで
IBMPCの安売りがもう一段階加速したら購入考えちゃうかも。