Heimdallrは、本記事のガイドラインに従う限り、カスタマイズを行って自由に配布することを許可致します。
このカスタマイズを行ったHeimdallrのことを、カスタマイズ版Heimdallrと呼ぶことにします。
なお、配布にあたり、個人利用、商用利用を問わず、私(MASATO)になんらかの費用を支払う必要はありません。また、連絡の必要もありません。
その代わり、カスタマイズ版Heimdallrの利用によりいかなる損害が生じようとも、私(MASATO)は一切責任を負わないものとします。
カスタマイズできる項目は、主に以下の2つです。
細かい話をすれば、他にも、Heimdallrのバージョン情報ダイアログを変更できたり、初期状態でのシステム設定を変更することができます。
基本的には、何れかのサイトの宣伝を行うことを目的としてカスタマイズを行うことを想定しています。 宣伝を行いたいサイトのRSS Feedを初期状態で登録し、サイトをイメージできるようなスキンを初期状態のビューのスキンとし、さらにそのようにしたカスタマイズ版Heimdallrをなんらかの流通経路を使って配布すれば、宣伝ができるのではないかと思います。
Heimdallrは、私に著作権がある部分と、私以外の人に著作権がある部分があります。
私以外の人に著作権がある部分は、私が勝手に配布を許可することができません。
これは、カスタマイズする人が許可を取る必要があります。
私に著作権がある部分だけを集めたものを、Heimdallr最小構成パッケージとして以下からダウンロードできるようにしました。
Heimdallr 最小構成パッケージ 1.00 ダウンロード
私以外に著作権があるライブラリなどを、製作者に許可を頂いた上でこのパッケージに足して行けばカスタマイズ版Heimdallrの完成です。何も足さなくてもある程度のことはできます。
カスタマイズ版Heimdallrは、Inno Setupを使ってインストーラ付きのパッケージ(以下、配布用パッケージ)を作成できます。 Inno Setupはバージョン4.1.7、Japanese言語ファイルは4.1.4を使って下さい。 少し古いバージョンですが、私が使っているものと同じですのでトラブルを招かなくて済みます。
Inno Setupのダウンロード先や使い方は、Inno Setupの使用例を参照して下さい。
カスタマイズ版Heimdallrは、最初は、配布者などの情報が以下のようになっています。
これらの情報が記述されているのは、以下のファイルです。
custom.xmlはUTF-8でエンコードされているので、UTF-8対応のエディタで編集する必要があります。Win2000以降のメモ帳か、秀丸などで開きましょう。
heimdallr.issは、Inno Setupがインストール済みであればInno Setupで編集できます。(もちろん、メモ帳で編集しても良いです。)
上記2つの中身をじっくりみて、それっぽいところを書き換えてしまいましょう。
次に、初期状態で登録されているRSS Feedを変更しましょう。 変更するファイルはinit.xmlです。書き方は「勝手にinit.xmlの仕様を考えてみる」を参照して下さい。
ここまで変更した時点で、配布用インストーラを一旦生成しましょう。
Inno Setupからsetup\heimdallr.issを開き、コンパイルしましょう。
exeファイルが生成されるはずです。exeファイルを開くとインストーラが起動しますので、とりあえずインストールしてみましょう。そして希望のフォルダにちゃんとインストールされているか確認してみて下さい。
次はスキンを追加してみましょう。
スキンファイルの作り方は、「勝手にスキンを作ってみる~ - ネコでも作れるスキン」を参照して下さい。ここでは、スキンファイルは既に作成されているものとして話を進めます。
スキンファイルには、RAW形式(拡張子xml)と、ARCHIVE形式(拡張子skn)の2種類があります。
カスタマイズ版Heimdallrを作るからには、やはり画像を使うスキンを作るでしょう。
画像を使うスキンには、ARCHIVE形式の方が向いています。しかし、上記の最小構成パッケージだけではARCHIVE形式のスキンは使えません。ARCHIVE形式のスキンを使うためには、UNLHA32.DLLが必要だからです。
UNLHA32.DLLの配布許可は、Micco's HomePageのMicco様から貰って下さい。
配布許可が貰えたら、UNLHA32.DLLとUNLHA32.TXTを最小構成パッケージのexeフォルダの中に置き、また、setup\heimdallr.issの一部を書き換えて配布用パッケージにこれらのファイルが含まれるようにしましょう。さらにはexe\init.xmlを書き換え、初期状態でのスキンを変更してしまいましょう。
次は自動学習機能を有効にするため、日本語形態素解析システムJUMANを追加してみましょう。
JUMANの配布元は「日本語形態素解析システム JUMAN」です。
JUMANのライセンス条件を熟読の上、許可を貰う必要があるかどうか判断して下さい。
JUMANを配置する場所はexe\pluginの下です。ここにjumanというフォルダを作ってその下に置いて下さい。
さらに、setup\heimdallr.issを書き換えて配布用パッケージにJUMANが含まれるようにしておきましょう。
オリジナルのHeimdallrに含まれているスキン(猫スキン等)を追加する場合は、各スキン画像の著作権者に許可を貰った上、配布用パッケージに追加しましょう。
各スキン画像の著作権者については、オリジナルHeimdallrのreadme.txtを参照して下さい。
カスタマイズ版Heimdallr作成ガイドラインは以上でおしまいです。
カスタマイズ版Heimdallrを作成された方は、私にそのことを連絡する必要はありませんが、連絡して頂けると、やる気が出てきて開発が進んだりするので、連絡して頂ければ幸いです。
作成が遅れ気味~
いやぁ、本業のゲーム(マテ)が楽しかったり
いろいろとプログラム作成が楽しかったり(ぇ)などの自分的には重要かつ他人にはどうでもいい忙しさで作成が遅れています。
毎週作れなかったらここに言い訳を書き込んでいきます(マテ
最小構成パッケージはいただいた!!
返してほしくば・・・だと誘拐犯みたいだな~。
週末にでも作成してみます。
完成連絡をお楽しみに~。