2004年10月11日

Heimdallr 1.07で実装する機能

次のHeimdallrのバージョンである1.07で何を実装するのか考えてみたいと思います。

Heimdallrに追加する大きな機能は、それそれプロジェクト名をつけて、仕様検討を行っております。
プロジェクトには、SkinSystemプロジェクトと、WordWatchプロジェクトと、SiteExtensionプロジェクトの3つがあります。

詳細はこちらをご覧下さい。
SkinSystemプロジェクトとWordWatchプロジェクトは、既に保守・拡張フェーズにあり、今後大きな動きがあることは無いでしょう。
残りはSiteExtensionプロジェクト(そのうちChannelExtensionプロジェクトに改名予定)ですが、
これは今設計フェーズにあります。でもまだ設計が終わってないので1.07にはちょっと間に合わないでしょう。

というわけで1.07ではあまり大きい変更を行う予定はありません。
Feed Protocol対応、記事表示順入れ替え現象対応、init.xml強化、といったあたりが主な変更になる予定です。
どれもインパクトは小さいですが、そういうときがあっても良いでしょう。

最後に現状の要望リスト一覧を載せておきます

上に書いてあるものから優先的に実装していきます。上からいくつか実装した時点でバージョン1.07としてリリースします。
実装する際の難易度を難、普、易の三段階で評価し、効果を大、中、小の三段階で評価します。

  • Feed Protocol対応。難易度は難、効果は中。詳細はこちらをご覧下さい。
  • 記事の表示順が入れ替わらないようにする。難易度は難、効果は中。現在、記事を閲覧すると、記事の表示順がひょこっと入れ替わることがあります。これにより、次に見ようと思っていた記事が行方不明になることがあるので、簡単には行方不明にならないようにしたいです。
  • init.xml強化。難易度は普、効果は小。OEM版(?)Heimdallrを作るための機能です。初期スキンを設定したりすることができるようにする予定です。
  • 800x600対応。難易度は普、効果は小。800x600に収まらないダイアログのデザインを変更し、収まるようにします。
  • 記事のプロパティを表示。難易度は普、効果は小。各記事毎の自動学習機能の働き具合などが確認できるようにできると面白そうです。
  • 一度閲覧した記事や、既読にした記事を再度閲覧できるようにする。難易度は普、効果は中。さっき見た記事をまた見たいと思ったときや、既読ボタンで間違えて消してしまったときの救済用です。既読に限らず全部の記事を見ることができても良いかもしれませんね。
  • PC間のデータ移動対応。難易度は普、効果は小。閲覧情報などを簡単に移動できるようにします。自宅と会社でUSBメモリを用いて閲覧情報を共有、ということができるようになります。
  • エラー管理を行う。難易度は難。効果は中。エラーが発生したサイトが存在することをユーザに伝える仕組みが必要です。
  • 大文字小文字を区別しないキーワードを設定できるようにする。難易度は普、効果は小。 大文字小文字を区別しないこと自体はなんとかなるのですが、キーワード設定ダイアログの仕様を決めるのが難しそうです。
  • 表示項目をカスタマイズできるようにする。難易度は難、効果は小。 現在は、サイトの短縮名、記事の日時、記事のタイトルの3つを表示していますが、これの順番を変えたり、一部を非表示にできるようにします。
  • RSS auto-discoveryに対応する。難易度は易、効果は小。 Heimdallrにとっては、RSS auto-discoveryに対応したサイトの(htmlへの)URLを登録するのも、RSSファイルへのURLを登録するのも大差ないので、あまり有難くはなさそうです。
  • ビューのキーワード/非キーワード間にカーニングをかける。難易度は普、効果は小。 現在、ビューに表示されている記事のタイトルのキーワードと非キーワードの境目はカーニングが行われていません。ちゃんとカーニングしておいた方が良いです。といっても実際にはカーニングを行っても誰も気付かないとは思いますが。
投稿者 MASATO : 2004年10月11日 08:27 | トラックバック
コメント

タブブラウザ(Lunascape、ネスケ7.2)使ってますが、次のバージョンで、記事をクリックするときに複数選択可能になればうれしいです。

Posted by: nawo : 2004年10月23日 19:29

ふむふむ


再見

Posted by: Nabokov : 2004年10月23日 19:03

Heimdallr 1.06は待ち受け(外部からの接続を受け入れる)のためのポートを開くことはしません(する必要もありません)。
下記ファイアウォールの画像はファイアウォールの説明書を読まないと詳しくは分かりませんが、RSS Feedをダウンロードするための内部から外部への接続を表しているのではないかと推測できます。

ブラウザなどで何らかのファイルをダウンロードしている最中にファイアウォールを確認してみて下さい。Internet Explorer(あるいはNabokovさんがお使いのブラウザ)がファイアウォールのShow Open Portsリストに表示されていたら、内部から外部への接続がShow Open Portsに表示されている、という証拠になります。

Posted by: MASATO : 2004年10月23日 13:11

えっと、開いているポートのことです。
↓こちらのファイアーウォールの画像をご覧ください。
http://tinyurl.com/53cn7
Heimdallrを起動させていると、(ランダムですが)常に7つポートが空いています。
気のせいでしょうか?


再見

Posted by: Nabokov : 2004年10月23日 08:06

すみません、待ち受けているポートってなんでしょうか?

Posted by: MASATO : 2004年10月23日 04:13

要望があるのですが、Heimdallrの待ち受けているポートが常に7つ開いているので、1つのポートで待ち受けるように設定を変えていただけませんか?


再見

Posted by: Nabokov : 2004年10月23日 02:27
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