Heimdallr 1.06alpha2をリリースします。
安定版ではありません。
Heimdallr 1.06alpha2
安定版はHeimdallr 1.05aです。
インストールする前に一つだけ注意することがあります。
日本語形態素解析システム JUMANを使っている方は、1.06alpha2のインストールをお控え下さい。競合を起こしてもともとインストールされていたJUMANが使えなくなります。
変更点は以下の通りです。
さらに、1.06alpha2では自動学習機能が実装されています。実はこれが1.06alpha2のもっとも重要な変更です。
でもまだパフォーマンスや安定性の問題が残っているため、デフォルトOFFにしています。
タスクトレイアイコンを右クリック→自動学習機能設定→自動学習機能を使用する→ON
とすることにより自動学習機能がONになります。
自動学習機能は、利用者の好みを学習し、利用者が興味を持ちそうな記事を優先的にビューに表示する機能です。便利そうに聞こえますが、Heimdallrの自動学習機能は、利用者の協力を得ないとあまり有効に働きません。
以下に、自動学習機能の特徴を記述しておきますので参考にして下さい。
RSS Feedをたくさん登録しておかないとあまり意味がありません。
自動学習機能は、取得した記事の中から、利用者の好みに合う記事を表示するための機能です。
そもそも取得した記事の中に利用者の好みに合う記事が無いとあまり役に立ちません。
よって自動学習機能を有効に働かせるためにはRSS Feedをたくさん登録しておく必要があります。
RSS Feedがたくさん含まれているOPMLを登録するというのもありです。
学習結果はすぐには反映されません。長い目で見ましょう。
一つ二つの記事を閲覧しただけでは自動学習機能はほどんど動作しません。
それなりに動作するようになるのは、数十もの記事を閲覧した後でしょう。
というわけで、しばらくは自動学習機能のことは忘れて今まで通り使ってください。
忘れたころに働き出してくれるはずです。
また、自動学習機能は以下の問題を抱えています。ご注意下さい。
結構重いです。
記事を閲覧するときと、最新の情報に更新したときにそこそこ時間がかかる処理を行っています。
よって、このとき、Heimdallrの反応がちょっと鈍いな、と感じることがあるかもしれません。
特に、記事の数が数千を超えると、最新の情報に更新したとき数秒停止する場合もあります。
安定版までにはもうちょっとなんとかしたいですね。
というわけで、多少の問題は抱えてますが、ようやく自動学習機能が形になりました。
これから安定版に向けて調整や最適化を色々施さないとなりませんが、現状でもなんとなくじ動いているように見えます。
色々試してみて下さい。そして何か感想を頂ければ幸いです。
遅ればせながら試してみました。
他のアプリで全画面表示した際に透明スキンがずれてしまう問題、たしかに解決されておりました。対応ありがとうございます。