Heimdallr紹介エントリを見つけたので遠慮なくトラックバック。
さて、ここで話題になっている問題は、
Heimdallrが、取得した記事のうち、ビューに表示できる範囲でしか記事を表示しないという問題です。
今回はこの問題について色々考えて見たいと思います。
まず、現状(1.04)のHeimdallrの仕様としては、
まだビューに表示されていない残りの記事を見るためには、
既読ボタンによる既読化や右クリックメニューによる既読化、あるいは左クリックして閲覧するなど、とにかく何らかの形で「既に読んだ」ことにして
ビューから記事を削除する必要があります。
スクロールなど他の方法で残りの記事を表示することはできません。
このような仕様にした理由は一応あります。
最初、Heimdallrの利用シーンとして、私はこんなシーンを考えていました。
このシーンの中では、ユーザが積極的にニュース記事をチェックすることはありません。
ユーザはなんとなくニュースをチェックするだけです。
このようなユーザにとって必要なのは、スクロールする機能ではなく、
多くの記事の中から、ユーザにとって興味がありそうな記事を適切にチョイスしてくれる絞込み機能なのです。
そのため、Heimdallrには、キーワード指定機能や、よくクリックするサイトの記事を多く表示する機能など、絞込みに役立つ機能が搭載されていますが、スクロール機能は搭載されていないのです。
本当は、ReadOneのような、ユーザの興味を学習して適切な記事をチョイスする機能を作りたかったんですけれど、残念ながら実力が及ばず今のところ断念したままです。
この機能、まともに作れば大学の論文が書けちゃいますよね。うーん。考えれば考えるほど難しそうです。
最後に、この問題に今後どう取り組むか、ということについて。
いやぁホントどうしましょうかね。
現状のビューには、サイト毎に記事がまとまって表示されているので、
単純にスクロールバーをつけてスクロールさせてもどう表示すればいいのか分かりません。
タブブラウザみたいな感じで2ページ目以降を見ることができるようにするという方法や、
一定時間ごとに表示する記事をシャッフルする方法など、色々考えられますが、さてはてどうするのがベストなのか。
さらに、うまいことやらないと、3ペインのメーラ型RSSリーダーでいいんでは?という話にもなりかねません。壁紙に張り付くティッカー型でなければできないことをうまく盛り込まなければなりません。
あー。煮詰まって頭が爆発しそうになってきました。
結論。
この問題は頭の片隅においておきます。
何かCoolなユーザインターフェースを思いついたら実装しましょう。
思いつかなかったら現状維持ということで。
いやーどなたか仕様(詳細まで)考えてくれませんかねー。
いやいや仕様だけなんて言いません。
ソースコードが公開されているわけですからいっそ実装して頂いても・・・。
仕事の合間にちらみするには、現状の表示量で十分なので、スクロールバーは不要だと思います。むしろ、仕事の効率が悪くなってしまって困ります(笑)。
Posted by: M : 2004年06月18日 00:14全ての記事を一覧表示できるウィンドウがビューとは別に開ければいいのかもしれませんね。
全ての記事を表示するだけではなく、未読記事、既読記事でフィルタリングすることもできれば、結構便利かもしれません。
私は1つのビューに「あまり見ないニュースサイト」をまとめて表示させているので、そのビューには100件くらい(余裕で)残っていることがありますよ~。
一日に一記事閲覧するかどうかなのでいつも未読記事で満杯ですし、別にそうであっても気にはならないのですが、時々表示されている以外の記事にはどんなのがあるのか気になることがあります。
といっても今表示されている記事を一件一件確認して既読にするのも面倒ですし、表示されている記事を全部既読にする→残りの記事を確認→全ての記事を未読、としても、見たはずの記事まで復活してしまって面倒です。
というわけで現在は気になることはあっても面倒なので放っておいている、という状況です。
何故トピックを100件も残しておくのかがわからないですねぇ~
Ctrl+クリックで既読にできるの知らないのかな?
複数ビュー使えるのがHeimdallrの特徴ですので~
ビュー毎に表示内容のフィルタ設定できたりすると良いかもしれませんね
何時間以内の更新時間のものみ表示とか
キーワード「Heimdallr」を含む記事のみ表示とか
MASATOさんの案のように一定時間ごとに表示する記事をシャッフルするのも良いと思いますよ。