2013年のハチのベスト3を紹介します。
ハチ写真は収穫の多い年でした。
ミツバチ科 セイヨウミツバチ♂ posted by (C)MASATO
セイヨウミツバチの手乗りショット。
草むらでもがいているところを見かけたので指を出してみたら捕まってきました。
ミツバチの手乗りなんてできるとは思っていませんでしたので、だいぶ印象に残る経験でした。
コシブトハナバチ科 ルリモンハナバチ posted by (C)MASATO
ルリモンハナバチ危機一髪。
クモが潜む花に飛びついてしまいました。
見事な保護色なのでルリモンハナバチも気が付かなかったのでしょう。
私もあとで写真を見るまで気が付きませんでした。
緊迫感の溢れ具合がお気に入りの1枚です。
ハキリバチ科 バラハキリバチ♀ posted by (C)MASATO
巣材を抱えて飛んでいくバラハキリバチ。
特にホバリングしていたわけでもないのに
眼にピントを合わせることができたのはとても幸運でした。
正直こういう写真はもう撮れる気がしないですねぇ・・・
ようやく去年の分の写真がさばけたので、お気に入りの写真をジャンルごとに3つずつ紹介していきたいと思います。
まずはチョウから、2013年のベスト3を紹介します。
タテハチョウ科 サトキマダラヒカゲ♂ posted by (C)MASATO
サトキマダラヒカゲの手乗りショット。
一時離れてもすぐに足元に戻ってくるので、
これは汗でも吸いたいのかなと思って手を近づけてみたら案の定乗ってきました。
チョウと利害が一致した思いがしました。
タテハチョウ科 ジャノメチョウ♀ posted by (C)MASATO
秋の初めに見かけたジャノメチョウ。
普段は近付くと逃げるチョウですが、
このときは魚眼で撮れるくらい近づけてもじっとしていました。
タテハチョウ科 ゴマダラチョウ posted by (C)MASATO
ゴマダラチョウの手乗り開翅ショット。
今年手乗りに付き合ってくれたチョウはサトキマダラヒカゲ、
ウラギンシジミ、アカタテハとこのゴマダラチョウです。
一番このチョウが大物だと思うので1位ということになりました。
手乗りできるようなチョウは間近からじっくり観察できます。
翅の模様も綺麗だと思うのですが、翅や胴体から生えている毛なども精巧で見事なものだと思います。
よくこんな造形の生き物が生まれるものです。進化の不思議ですね。
セキレイ科 ハクセキレイ posted by (C)MASATO
道路を走るハクセキレイ。
走り回るハクセキレイを追いかけていたら
なんか流し撮り見たいのが撮れました。
これが去年撮影した写真の最後の一枚です。
一ヶ月遅れになりましたがようやく去年の分が投稿終わりました。
引き続き2013年のまとめをやった後は今年の写真に移りたいと思います。
カモメ科 ユリカモメ posted by (C)MASATO
飛翔中のユリカモメ。
ユリカモメは餌を撒いている人がいると集団で押し寄せてくるのですが、
撒き終わるとあっというまに去っていきます。
なんとも判断の早い鳥です。
カマキリ科 オオカマキリ♀ posted by (C)MASATO
柵の上に居たオオカマキリ。
10cm級の圧巻の巨躯を誇る肉食昆虫です。
秋になると産卵場所を求めてか道端に出現するようになります。
秋のカマキリは大きいくて格好も良いので有難い被写体です。
動きは鈍いので逃げられるということもあまりありません。
踏みそうになった時に避けてくれないあたりが危なっかしいのですがね。
カマキリ科 オオカマキリ♀ posted by (C)MASATO
お腹の先端。
この部分の形で雌雄が区別できるようだったので撮っておきました。
身体が大きかったりお腹が膨れていたりでなんとなくはメスだとは分かるのですが、
こういう確実な判別方法を知っていると安心です。
スズメバチ科 キイロスズメバチ♀ posted by (C)MASATO
11月の終わりにサザンカに来ていたキイロスズメバチ。
余生を過ごすオスかと思っていたら
なんとクロスズメバチを狩ってしまいました。
まだ餌を求める子供がいるものなのでしょうか。
タテハチョウ科 テングチョウ♂ posted by (C)MASATO
サザンカの樹にやってきたテングチョウ。
待っても降りてこなかったので、下から撮って見たところ、
珍しい開翅逆光ショットになりました。
無事に越冬できるといいですね。
スズメバチ科 フタモンアシナガバチ♂ posted by (C)MASATO
久しぶりに見かけたフタモンアシナガバチ。
黄色と黒の模様が素敵はハチです。
もうアシナガバチは見てすぐに雌雄を判別できるようになりました。
顔の模様か触角の曲がり具合あたりで見分けるのが良いようですね。
シジミチョウ科 ヤマトシジミ posted by (C)MASATO
コスモスの枯れ花に止まっていたヤマトシジミ。
なんか寂しそうな一枚になりました。
背景の赤いのはまだ咲いていたコスモスの花です。
翅を開いている所を順光で撮るのが一番と書いておきながら逆光で撮ってしまっております。まあ適当です。
普段逆光で撮るときは翅を透けてきた光が目立つように背景は暗くするのですが、
ヤマトシジミはそもそも翅を透けてくる光がありません。
では逆はどうだろうということで背景を明るくしてみたらこんな感じになりました。
シジミチョウ科 ヤマトシジミ♂ posted by (C)MASATO
ヤマトシジミのオスを一枚。
ヤマトシジミは水色の綺麗な翅が一番の特徴だと思いますので、
翅が目立つようこんな感じで撮るのが良いのではないかと思います。
翅の裏は地味ですし、クローズアップで撮っても眼が灰色であまり可愛くない^^;ですし、
逆光で撮っても翅が厚いので光が透けてきません。
暗めの背景で、花に止まって翅を開いている所を順光で撮るのが結局一番であるという結論に達しました。
タテハチョウ科 ヒメアカタテハ♂♀ posted by (C)MASATO
ヒメアカタテハの求愛シーン。
上がメスで下がオスです。
オスとメスでだいぶ色が違うのですが、
図鑑に依ればオスとメスの色に違いは無いようです。
個体差の類なのでしょうかね・・・。
シロチョウ科 モンシロチョウ♂ posted by (C)MASATO
秋遅くに見かけたモンシロチョウ。
越冬できないチョウですが、肌寒くなってもまだ飛んでいました。
春も3月頃から見かけるので、春夏秋であれば成虫が見られるという守備範囲の広いチョウです。
タテハチョウ科 ヒメアカタテハ posted by (C)MASATO
道端に止まっているヒメアカタテハを見かけたので手乗りにチャレンジ。
指をそっと近付けてみると脚をかけてきました。
大抵のチョウはこの段階で逃げるので、このような反応を示したらチャンスです。
タテハチョウ科 ヒメアカタテハ posted by (C)MASATO
そのまま指を近付けると手の方に移ってきました。
無事成功。
こういう訪花性の強いチョウはあまり乗って来てくれないので、こういうのは珍しいのではないかと思います。
タテハチョウ科 キタテハ posted by (C)MASATO
キタテハを下から撮ってみました。
下から撮ると大抵逆光になるので、光が翅を透かしてきてこんな感じになります。
キタテハは翅が薄いのでこうやって撮ると表の模様が見えて面白いです。
タテハチョウ科はこういうのが多いですね。
コシブトハナバチ科 クマバチ♀ posted by (C)MASATO
のんびりと花を探るクマバチ。
クマバチの生涯はちょっとややこしいようで、
成虫越冬して春に交尾、夏に子育て、秋に2度目の子育て、みたいな感じになるようです。
そのまま次の冬の越冬もできたりするのでしょうか。寿命はどうなっているのでしょうね。
テントウムシ科 ナナホシテントウ posted by (C)MASATO
秋遅くに見かけたナナホシテントウ。
成虫越冬する種なのでこのまま春まで行けるのかもしれません。
丸みのある身体が可愛い虫ではあるのですが、
肉食ですし、毒ガスを吐きますし、共食いすらすることもあるようなので結構凶暴です。
厚い装甲も持っていますので、実は戦車のイメージが近いのではないかと思います。
シジミチョウ科 ムラサキシジミ♀ posted by (C)MASATO
秋遅くに見かけたムラサキシジミ。
青い翅が宝石のようでした。
もう少し近付こうかと思ったところで
通行人に追い払われてしまいました。
う~ん残念。
サギ科 コサギ posted by (C)MASATO
枝の上に止まっていたコサギ。
サギの中は脚が長いのに枝に止まったりしてバランスを崩さないのかと心配です。
樹上で寝たり巣を作ったりしているので特に問題ないのだと思うのですが、
風が吹いて枝が揺れたりしても大丈夫なのですかね。
シジミチョウ科 ウラギンシジミ♂ posted by (C)MASATO
道端で震えていたウラギンシジミのオス。
人通りのあるところだったので、
救出してみようと指を近づけてみると登ってきました。
シジミチョウ科 ウラギンシジミ♂ posted by (C)MASATO
そのまましばらく私の指を舐めていました。
どうやら気に入って頂けたようです。
光栄なことです。
普段なにを舐めているのかは気にしてはなりません。
シジミチョウ科 ウラギンシジミ♂ posted by (C)MASATO
しばらく指を舐めた後は、先端に止まって動かなくなりました。
どうやらこの日の宿は私の指と決めて頂いたようです。
光栄です・・・
ミツバチ科 セイヨウミツバチ♀ posted by (C)MASATO
向日葵を訪れるセイヨウミツバチ。
一応11月撮影なのですがなぜかこんな花が咲いていました。
ぐぐって見た限りでは種を遅く撒くと秋に咲くようです。
夏の花だと思っていましたが、わりとてきとーな花ですね。
ハナアブ科 キゴシハナアブ♂ posted by (C)MASATO
黄色い眼を持ったキゴシハナアブ。
体長10mm前後のアブです。
アブの仲間は同定が難しいものが多いのですが、
このアブは眼が特徴的なので簡単に分かります。
シジミチョウ科 ベニシジミ posted by (C)MASATO
花壇で見かけたベニシジミ。
フレームに入る花が1本だけになるようにして撮ってみました。
背景に風景が入らずこんな感じの謎の模様になってしまうのは
イメージセンサの大きい一眼レフならではないかと思います。
(花壇がボケて写っているだけですが)
一眼レフを使い始めたころは、こんな一枚は
背景が無くなってしまうように思えて違和感を感じたものです。
今はもう背景が無いおかげで被写体が目立って良いと思えるようになってしまいました。
慣れるものですねぇ・・・
クモバチ科 オオモンクロクモバチ posted by (C)MASATO
地面に身体を寄せていたオオモンクロクモバチ。
道端をうろうろしているのを良く見かけるハチではあるのですが、
いざ撮ろうと近づくとすぐ逃げてしまうので撮るのは難しいハチでした。
このときは運よく相手が反応しなかったので、
ここまで近づいて撮ることができました。
ところで妙な姿勢をしているような気がするのですが、
何をしているのでしょうね。
地面の下を探っているように見えるのですが、
このハチはクモ狩り専門なので地面の下には用がないと思うのですが・・・。
バッタ科 ツチイナゴ posted by (C)MASATO
脱皮中のツチイナゴを発見。
こういうシーンはあまり見かけないので貴重です。
バッタ科 ツチイナゴ抜殻 posted by (C)MASATO
脱ぎたての殻。
殻にも眼の下の涙マークがあるのですね。
バッタ科 ツチイナゴ posted by (C)MASATO
脱皮後はしばらく翅を開いていました。
こういうポーズも普段はまず見られないので新鮮です。
このバッタは成虫越冬するので、これからが勝負の時です。
無事に春を迎えられるといいですね。
トンボ科 リスアカネ♂ posted by (C)MASATO
落ち葉が大好きなリスアカネ。
前にも何度か落ち葉に止まっているところを撮ったことがあります。(1)(2)
ここまで低い所に止まるアカトンボは他にはあまりいないような気がするのですが、
なんでリスアカネはこういう場所が好きなのでしょうね。
トンボ科 アキアカネ posted by (C)MASATO
アキアカネの魚眼ショット。
ナツアカネの近くに止まっていましたが、
こちらも寄らせてくれたので魚眼で撮ってみました。
撮影日は10月半ばくらいです。
トンボもそろそろ疲れてきて周りに気を回す余裕が無くなってきたのでしょうか。
トンボ科 ナツアカネ♂ posted by (C)MASATO
ナツアカネの魚眼ショット。
わりと寄らせてくれる個体だったので近くから撮ってみました。
枝の先に止まって周囲を見渡しているような感じなので、
レンズを傍まで近づけても気が付かないのは不思議です。
カマキリ科 ハラビロカマキリ posted by (C)MASATO
カメラ目線のハラビロカマキリ
10月撮影なので、そろそろカマキリにとっても終わりの時期です。
カマキリの雌雄はまだよく分かりませんが、お腹が膨らんでいるのでこれはメスでしょうか。
無事に産卵できるといいですね。
アゲハチョウ科 ナミアゲハ♀ posted by (C)MASATO
ナミアゲハの逆光ショット。
ナミアゲハの翅の模様は逆光に良く合う模様なので、
このように撮るのも綺麗で良いと思います。
このように撮るときは眼よりも翅の方がメインになりますので、
翅がブレもボケもなく撮れていることが望ましいです。
と言ってもナミアゲハは翅を動かしっぱなしのことが多いので、ブレもボケもないというのは結構ハードルが高いです。
今のところは1/400秒程度の露出時間を確保して延々連写して当たりを引くことを祈るくらいしか手段を持っていませんが、
何か良い方法はないものですかね。
スズメガ科 ホシホウジャク posted by (C)MASATO
ホシホウジャクの飛翔シーン。
明るい所を飛んでいたのでフラッシュ無しでも撮ることができました。
ラン科の花と共進化したのでこんな長い口吻になっているようですが、
こういう蜜腺が深くない花の蜜を吸うときも長いと便利なんでしょうかね。
花に潜む天敵からの攻撃を受けにくいという点ではメリットがありそうですが・・・。
セセリチョウ科 キマダラセセリ posted by (C)MASATO
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新年になってなんですが、2カ月くらい前の写真がまだ投稿できていないので、
順次張っていきます。
これは10月頃に撮ったキマダラセセリの逆光ショットです。
キマダラセセリは翅を開いて止まることが多く、
また翅は光を透かす部分が大きいため、
セセリチョウの中では珍しく逆光が似合うチョウだと思います。