逆光気味に撮ってみたニホンカワトンボ。
こういう翅の色だったら逆から光を当てれば光り輝いて綺麗なんじゃないかと思って撮ってみましたが、まあ良い感じになりました。
細い枝の先にでも止まってくれればもうちょっと良い感じにできたのかもしれませんが、
葉っぱの上にしか止まってくれませんでした。
そういうトンボなのでしょうね^^;
ヒメウラナミジャノメの逆光ショット。
翅縁の毛が輝いているのは悪くないですが、
肝心の翅の方が光の透過率が低くていまいちです。
こうやって撮ると綺麗な翅の模様も目立たなくなってしまうので、
普通に順光で裏翅の模様が目立つように撮った方がいいのかもしれませんね。
お気に入りのモンシロチョウの一枚。
モンシロチョウは色が薄いので、背景を暗くして逆光で撮ったら綺麗に撮れるのではないかと思っていたのですが、
ようやく実現することができました。
目にピントが合っていて、背景に余計なものがほとんど無く、露出補正もだいたい適正で、
花も一本だけでチョウが引き立ちやすく、吸蜜中で、翅もそれなりに綺麗と結構好条件が揃ったラッキーショットでした。
ハルジオンを訪れるトラフシジミの春型。
綺麗な模様が人気のチョウです。
春型は5月位しか見られませんので、
この季節に油断すると一年間見られないまま終わるのですが、
無事今年も撮ることができました。
テングチョウの吸蜜シーン。
地面に降り立っている場合が多いチョウなので、こうして花を訪れているところは新鮮な感じです。
あまり逃げ出す雰囲気がなかったので、さらに接近して魚眼で一枚。
魚眼は撮り方の選択肢が多すぎて難しいです。
とりあえず青空を入れて、地面はそこそこ水平にして、チョウは真ん中では無く右か左に置いて、レンズの影が入らないようにする、というあたりに気をつけてはいますが、
後は何に配慮すればいいのでしょうね。
お立ち台の上のコチャバネセセリ。
こういう花が一つとチョウが一匹という構図はチョウが引き立つような感じがして結構好きです。
こういう一枚は前に撮ったコチャバネセセリのように花が密集したところにいたら撮れませんので、
ちょっとだけ撮影難易度が上がります。
さらにこうして被写体に日光が当たり、目にピントが合って、全身にもだいたいピントが合って、トリミング無しでもチョウの場所がほどよく、
露出も合って、口吻を伸ばしているところがしっかり撮れてと、結構条件を揃えられた一枚になりました。
まあただのチョウの写真ではありますが、こういうのを撮るのは割と大変なんですよ・・・ということで。
お食事中のツマキチョウ。
こんなシーンを見せられたので蜜を吸いに来ていたと思ってしまったのですが・・・。
後で写真を良く見てみたら産卵もしていました。
蜜源というだけではなく食草にもなっているようです。
花に止まっていたので蜜を吸っているものだと勘違いしてしまいました。
もっと良く見ておけば卵を見つけられたかもしれませんね。
日向と日影を行き来していたクロヒカゲ。
日向に居る所を狙って撮ってみましたが、なんというか地味です。
日影にいるところをストロボ使って撮った方が後翅の模様が目立って綺麗だったかもしれませんね。
ボロボロの越冬テングチョウ。
越冬種の中で5月まで生き延びる種は少ないのではないでしょうか。
生まれは去年の初夏あたりでしょうから一年近く生きているのではないかと思います。
ざっくりと一月と言われる標準的なチョウの寿命と比べ、なんとも長生きなチョウです。
いったいどんな秘訣があるのでしょうね。
ヤマトシリアゲのお食事シーン。
獲物はカゲロウの仲間でしょうか。おいしそうに食べていました。
狩りの能力は無いと思うので獲物は自前で狩った訳ではないと思うのですが、
どうやってこんな大物を調達したのでしょうね。
ダイミョウセセリの東日本型。
去年の同じ時期の同じ場所ではたくさんのダイミョウセセリを見かけたのですが、
今年は1~2匹に出会っただけでほとんど居ませんでした。
チョウは時期を合わせて一斉羽化するためか、当たり外れが意外と激しいですね。
しかも当たりの時期はかなり短いようで、すぐに姿を消していってしまいます。
ちなみにこの日はコチャバネセセリが当たりでした。
外れのチョウあれば当たりのチョウありみたいな感じですね。
この日大量に見かけたコチャバネセセリ。
ハルジオンの花束一つにコチャバネセセリ一匹くらいの感じで見かけました。
セセリチョウ科は顔が大きめなので、ローアングルが似合うと思って一枚撮ってみたのですが、
いかがでしょうかね。
枯れ木に産卵していたマガリケムシヒキ。
ムシヒキアブの産卵なんて初めてみました。
なんか良いものを見た気分になれました。
去年と同じ場所にコアシナガバチが巣を作っていました。
アシナガバチの寿命は一年もないはずなので去年とは別の個体のはずなんですが、どういうことなのでしょうね。
去年の巣は早々に放棄されていたので、
このくらいの大きさにしかなってなかったと思います。
実は巣を再利用していたりとか・・・。
一目見てニワハンミョウだな、と思っていたのですが、
Cyber昆虫図鑑で調べるとコニハワンミョウのような気がしてきました。
ニワハンミョウ、コニワハンミョウ、ミヤマハンミョウの3種は良く似ているのですね。
翅の白色紋の形で見分けたいところですが、ニワハンミョウあたりは個体差もあるようで判別は難しそうです。
何か良い見分け方はないものでしょうかね。
タンポポの花を訪れるスジグロシロチョウ。
食草はアブラナ科で、近縁種のモンシロチョウと被っています。
そのためモンシロチョウとの領土争いは絶えないようですが、
だいたい山の中がスジグロシロチョウで平地がモンシロチョウという住み分けになっているようです。
しかし弱肉強食が基本の虫の領土戦で住み分けが成立するのはなぜなんでしょうね。何かそれぞれ適正でもあるのでしょうか。不思議不思議・・・
ニホンカワトンボのメス。
関東では一般的なカワトンボみたいです。
近畿に住んでいるとこういった色つきの翅を持ったトンボはあまり見かけないのでちょっと新鮮ですね。
翅の構造が見事なのでクローズアップショットを撮ってみました。
縁紋が赤か白かで性別が分かるようです。
この個体は白なのでメスですね。
トンボはお腹の先の形で雌雄の判別をしているので、
こういう紋の色で判別できるというのもまた新鮮でした。
サトキマダラヒカゲの春型。
普段フラッシュを焚くときはF11まで絞るのですが、F8まで開いて撮ってみました。
F11だと背景が真っ黒になりますが、F8だと多少は色が付きます。
F5.6まで開くともう少し背景が明るくなりますが、私はこのあたりの色が好みです。
そこまで開くと被写界深度が狭くなって横から撮ってもチョウ全体にピントが合わなくなってしまうというのもありますしね。
今年初めてのベニシジミ。
飛び立ってもすぐに降り立つので撮りやすいチョウでした。
身近なシジミチョウの中では、止まりそうでなかなか止まらないヤマトシジミが一番撮るのに手間がかかりますね。
フォト蔵で障害が発生したため、このサイトの画像の大半が表示されなくなりました。
直近の画像はPicasa Webアルバムを使っているので問題ないですが、さてどうしたものでしょうね・・・。
ちょうど穂先に止まったツバメシジミ♂。
黒い目のおかげかヤマトシジミよりもだいぶ可愛いチョウです。
ツバメシジミは翅の色がヤマトシジミよりも若干深く、羽化したての個体だと結構綺麗な色になります。
タテハチョウ科 ヒメウラナミジャノメ♂♀ posted by (C)MASATO
ヒメウラナミジャノメのカップル。
春はこんな写真を撮っても蚊に刺されなくていいですね。
夏以降は草むらに寝そべるのはちょっと気が進みません・・・
ササグモ科 ササグモ♀ posted by (C)MASATO
小さな羽虫を捕らえたササグモ。
先日のアズチグモと違い、身体相応の獲物です。
こういう小さな獲物と、大きな獲物とでは、手に入る栄養はどのくらい違うのでしょうねー。
カニグモ科 アズチグモ♀ posted by (C)MASATO
葉の裏に止まっているヒメウラナミジャノメを見つけたので、そっと覗きこんだらこんな状態でした。
翅の大きなチョウは相応の筋力があるようなので、このサイズ差で狩りに成功することはあまりないのではないかと思います。
見事な大物狩りです。
しかし最近フォト蔵が重たいです。
このサイトの画像もちゃんと表示されないことが多いのではないでしょうか。
どこか良い虫コミュがあるところがあったら移りたいですね。
シロチョウ科 ツマキチョウ♀ posted by (C)MASATO
今年も何とかお目にかかることができました。
これを撮った場所では初のツマキチョウになるので、
新しい出現ポイントをまた一つ確認することができました。
春にしか出現しないチョウなので、今年はもう会えないとは思いますが、
また来年も会いたいものです。
ミゾガシラシロアリ科 ヤマトシロアリ posted by (C)MASATO
ある野原の切り株に大量出現した羽虫。
白アリの巣立ちのようです。
自分の家の中で見かけたら大惨事ですが、
野原の真ん中ならばまあいいのでしょう。
白アリってこういう切り株に住んでいるのですね。
初めてみました。
ミゾガシラシロアリ科 ヤマトシロアリ posted by (C)MASATO
もう少し近づいて一枚。
良く見るとアリの体型の違いが分かります。
頭部が小さく翅が結構大きいです。
白アリとアリはだいぶ離れた種というのが良く分かりました。
ミゾガシラシロアリ科 ヤマトシロアリ posted by (C)MASATO
羽アリの山の中にいた兵隊アリ。
羽アリの世話をしているのかと思ったのですが、
特にそんな行動も見せずただうろうろしているだけでした。
対天敵用のパトロールなのかもしれませんが、
何をしに出てきたのでしょうね^^;
ちなみに一時間ほど経ったらこの群れはほとんど居なくなっていました。
貴重な瞬間に出会えて良かったです。
こんな機会でもないと白アリには会えませんからね。
ムシヒキアブ科 マガリケムシヒキ♂ posted by (C)MASATO
ホソヒラタアブを捕らえたムシヒキアブ。
福光村・昆虫記のムシヒキアブのページを見たところでは、
マガリケムシヒキのようです。
アブは小さい上に似た種が多く同定困難な場合が多いのですが、
ムシヒキアブ科は15mm以上あって特徴も多く、身近な種もさほど多くはないようですので、
同定は結構楽そうな気がします。
格好良いアブでもありますし、もうちょっと積極的に撮って名前を覚えていってもいいかもしれませんね。
テントウムシ科 ナナホシテントウ posted by (C)MASATO
草むらの中をうろつくナナホシテントウ。
葉の先に到達しても特に飛び立つことなく歩き続けます。
早くアブラムシのレストランを見つけられるといいですね。