サラグモの仲間 posted by (C)MASATO
枯葉の中にいた小さなクモ。
名前は良く分かりませんが、とりあえずサラグモの仲間としておきます。
付け根のほうにある白い塊は、このクモの巣・・・というわけではなく、ジョロウグモの卵です。
この枯葉はジョロウグモがしっかり枝に固定してくれているので、良い寝床なのでしょうね。
テントウムシ科 キイロテントウ posted by (C)MASATO
クモの巣の中に居たキイロテントウ。
元の住人は卵を産んでこの世からおさらばというあたりでしょうか。
良い越冬場所を見つけたものですね。
サギ科 アオサギ posted by (C)MASATO
水際に突っ立っていたアオサギ。
近付いても逃げなかったので、とりあえず一枚撮っておきました。
日影だったので若干暗い一枚にはなりましたが、
まあこんなのものありかと。
ガンカモ科 アイガモ♂ posted by (C)MASATO
お昼寝中のアイガモ。
1m程度まで近くまで寄ったのですが、動く気配はありませんでした。
世の中には図太い鳥もいるものですねぇ。
次は触って見ようかな・・・
ワシタカ科 トビ posted by (C)MASATO
餌を貰いに飛び込んできたトビ。
残念ながら羽の上端が切れてしまいました。
全身を撮れていたら今年トップクラスの一枚になったとは思います。
ちなみに餌はただのパンです。
格好良い鳥ですが、やっていることはユリカモメと大差ありませんね・・・。
ガンカモ科 コガモ♂ posted by (C)MASATO
緑のアイマスクが特徴のコガモ。
若干用心深く、オナガガモやヒドリガモのように人に近づいてはきません。
オスはピリッ、ピリッと高い声で鳴くので、遠くからでも良く分かります。
ユリカモメのようにどの公園でも見るというほどメジャーな鳥ではないので、
見つけたら若干幸せな気分になれます。
ハエトリグモ科 アオオビハエトリ posted by (C)MASATO
マミジロハエトリと一緒に越冬していたアオオビハエトリ。
蟻を専門に狩るハンターで、青銅色の身体と、腹の大きな黒い紋が特徴のクモです。
一緒に居たマミジロハエトリより若干小さめなので、良い獲物になりそうです。
無事に春まで越冬できるのでしょうか。
ハエトリグモ科 ネコハエトリ♀ posted by (C)MASATO
越冬中のハエトリグモ。
春には良く見かけるクモですが、冬に出会うことができるとは思っていませんでした。
この科のクモも成体で越冬できるのですね。
(2012/4/5追記)
当初マミジロハエトリ♀としていましたが、ネコハエトリ♀のようなの訂正しました。
この2種のメスの見分けは難しいですね。
クイナ科 バン posted by (C)MASATO
水かきを持たない不思議な水鳥
カモ類に混ざって泳いでいる所を見かけますが、
周りに比べて一回り遅く、いつみても大変そうです。
もっとも、カモと違って陸の上をひょいひょい歩いて行くことができるようなので、
湿原など陸地と水面が入れ乱れるようなところは得意なのかもしれませんね。
セキレイ科 ハクセキレイ posted by (C)MASATO
水辺、道路や駐車場で見かけるツートンカラーの小さな鳥。
近くにもう一匹居て、仲つむじい様子を見せつけてくれました。
うらやましいなぁ・・・
サシガメ科 ヨコヅナサシガメ posted by (C)MASATO
ヨコヅナサシガメてんこ盛り。
よくもこれだけ集まったものです。
まるで満員電車。
内側の方の個体は押しつぶされたりしないんですかね。
ヒメグモ科 シモフリヒメグモ♀ posted by (C)MASATO
ヨコヅナサシガメの幼体を捕えたヒメグモ。
クモとサシガメはどちらも越冬場所が人工物や樹の表皮の隙間なので被ってます。
そしてどちらも肉食昆虫。
互いに無事に過ごせたら呉越同舟とでも言うのかもしれませんが、
昆虫の世界はそんな温い所ではなかったようです。
人工物の隙間のような狭い場所では、クモに網トラップを仕掛けられていたら
ヨコヅナサシガメには厳しい戦いになるでしょう。勝敗は順当です。
しかし冬に食事をしているクモは初めてみました。
寒くてもクモは元気ですね。
テントウムシ科 キイロテントウ posted by (C)MASATO
ナミテントウより一回り小さいテントウムシ。
アブラムシではなくウドンコ病菌などの菌類を食べるそうです。なんと草食。
テントウムシは、姿が良く似ていても食べるものはバラエティに富んでますね。
ガケジグモ科 クロガケジグモ posted by (C)MASATO
人工物の隙間にボロボロの網を張るクモ。
どこにでもいるクモのようですが、隙間から出てこないので見かけるのは稀のようです。
類似のクモもたくさんいるので注意。これも本当にクロガケジグモなのやら。
ところでこのクモの名前を調べるとき、
日本のクモ (ネイチャーガイド)
という図鑑を使ったのですが、
これの初版は索引からクロガケジグモやそれと似た種がごっそり抜けていて調べるのがだいぶ面倒でした。
2010年発行の第2版では修正されているそうですので、皆様は買うのでしたら第2版以降を買いましょう。
サラグモ科 シロブチサラグモ♀ posted by (C)MASATO
枯葉のお舟に潜むクモ。
冬、不自然に枝に残っている枯葉にはときどき何かが付いています。
謎の白い塊(大抵はクモの卵)のことが多いのですが、
こういう成体もたまに見かけます。
今年のクモの写真はこれで9枚目。結構撮っています。
冬は他の虫が少ないのでクモが目立ちますね。
ヤママユガ科 ウスタビガ繭 posted by (C)MASATO
枯れ枝にポツンのぶら下がる緑色の謎の物体。
ウスタビガの空繭です。
成虫は夏に飛び去っていくので、
冬に残っているものには中身はありません。
しかしそれでもしっかりチェックしておいた方が良いです。
ヤママユガ科 ウスタビガ卵 posted by (C)MASATO
しっかりチェックすればこういうものが見つかります。
ウスタビガの卵です。
繭に卵がついている理由は分からないのですが、
あとから繭に戻ってきて産卵するとは思えないので、
羽化直後に交尾してすぐに産卵しているのではないかと思います。
ヒタキ科 ジョウビタキ♀ posted by (C)MASATO
ジョウビタキのメス。
ジョウビタキは、以下のように撮りたくなる要素を満載した鳥です。
冬はこれを撮ることが一つのマイルストーンですね。
アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ♀ posted by (C)MASATO
魚眼で撮った越冬中のホソミオツネントンボ。
枯れ枝の中では見事な保護色になっています。
良く見つけられたものだと自分を褒めてやりたいですね。
アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ♀ posted by (C)MASATO
今年の初トンボ。
2月にトンボが見られるとはラッキーでした。
冬はこんな色ですが、春になると綺麗な青い色に変わります。
アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ♀ posted by (C)MASATO
アップで一枚。
冬でも暖かい日は飛んだりするのでしょうかねぇ
ヒメグモ科 オナガグモ posted by (C)MASATO
緑色の細長いオナガクモ。
見た目はゴミ(ただし動く)なのですが、
この季節では久しぶりに出会ったクモの成体です。
冬は良く分からないクモが多いだけに、名前を知っているものに出会えるとほっとします。
カメムシ科 キマダラカメムシ posted by (C)MASATO
冬眠中のカメムシ。
クサギカメムシと似ていますが、
目の色、口の形などを良く見ると違っています。
大きさも若干大きく、模様もはっきりしていて、
なんだかクサギカメムシのアップグレード版に見えます。
もとは南方生まれで、温暖化に伴って生息域を拡大させているようです。
今の北限はどのあたりなんでしょうね。
アシダカグモ科 コアシダカグモ posted by (C)MASATO
とある隙間で見つけたクモ。
冬に良く見つかるクモは幼体が多く、模様もはっきりせず毛も少ないのですが、
これは毛むくじゃらで独特の模様があるので多少生長した個体ではないかと思います。
このくらいの模様があれば名前も分かるかも・・・と思って図鑑を眺めたのですが結局分かりませんでした。
コモリグモに似ているような気がするのでコモリグモの仲間としておきますがアシダカグモの方かもしれません。
冬のクモ図鑑とかないものですかね・・・
(2012/2/12追記)
どうもアシダカグモ科で当たりっぽいです。
コアシダカグモかアシダカグモかははっきりとは分かりませんでしたが、
屋外でしたのでコアシダカグモということにします。
サギ科 アオサギ posted by (C)MASATO
二本の脚で立つアオサギ。
脚が二本あるので不思議でもなんでもないですが、
いつも一本というイメージがあったので、
こうした姿を見ると意外な感じがします。
カマキリ科 ハラビロカマキリ卵 posted by (C)MASATO
ハラビロカマキリの卵鞘。
草むらを探せば一つか二つは見つかるので、
鳥も虫も見つからないときの貴重な被写体です。
アシナガグモ科 ウロコアシナガグモ posted by (C)MASATO
寒い中でも小さなクモは活動できるようです。
身体が小さいと必要な熱量が少ないのでしょう。
しかし活動できても獲物は見つからないよーな気がするのですが・・・。
ミノガ科 オオミノガ posted by (C)MASATO
たくさん実っていたミノムシ。
この樹から20匹以上見つかりました。
ちなみに目立つ幼虫と違って成体は地味らしいです。
私は撮ったことがないのですが、6月から8月ごろに羽化するので、
そのころに蓑を注意して観察すれば見つけることができるかもしれませんね。
ガンカモ科 ヒドリガモ♂ posted by (C)MASATO
餌場で良く見かける普通のカモ。
オナガガモよりも若干小柄なので、餌場での肉弾戦はいつも苦労しているようで
お腹のあたりにちょっとだけ見える緑色は翼鏡です。光を受けて輝く綺麗な羽なのですが、
普段はしまいこまれていれてほとんど見ることができません。
飛んでいるときは良く見えるのですが、飛翔ショットを撮るにはまだ腕が足りません。
いつかは撮ってみたいですね~。