2011年11月30日

サガオニグモ

コガネグモ科 サガオニグモ♀
コガネグモ科 サガオニグモ♀ posted by (C)MASATO
数mm程度の小さいオニグモの幼体。
この季節でも、草むらを良く見るとこういう小さなクモがたくさんいます。
こういう小さな生き物はピントを合わせにくくて撮り難いですし、調べても種類が分からない場合も多いです。 よって普段はスルーしているのですが、他に撮るものが無い季節はこういう虫を撮っていくしかありません。
もう春が待ち遠しいです。

2011年11月29日

リスアカネ

トンボ科 リスアカネ♂
トンボ科 リスアカネ♂ posted by (C)MASATO
11月の終わりに見かけたリスアカネ。
このトンボは遅くまで生き残っているようです。
赤トンボは、ただでさえ似ている種が多い上、 成熟するにつれて色合いが変化して図鑑と合わなくなってくるので、同定の際は苦労します。 このトンボは胸が濃い茶色になるのが特徴みたいです。
種や雌雄によって濃い赤色になる場合や、濃くならない場合などまちまちなので、 色の変化を押さえておくことが同定には重要そうです。

2011年11月28日

オオカマキリ

カマキリ科 オオカマキリ♀
カマキリ科 オオカマキリ♀ posted by (C)MASATO
人通りの多い道を歩いていたカマキリ。
秋に良く見かける光景ですが、極めて危険な行為です。 私が見ていただけでも2回ほど人の足がカマキリの上を通過しました。 あと半歩ずれていたらお終いでした。
カマキリには交通事故の可能性をもう少し真剣に考えて欲しいです。
そのうち道に出てくるカマキリが淘汰されていって、 道に出ない特性のカマキリばかりになるのでしょうかね。

(2012/11/12追記)
オオカマキリのようでしたので、 種名をチョウセンカマキリからオオカマキリに変更しました。

2011年11月27日

D7000

D7000を使い始めてから45000枚程度撮ったので、そろそろ感想を書いておきたいと思います。
D90との比較になります。
Nikon D7000
Nikon D7000 posted by (C)MASATO

良かった点

画質

これまで使っていたD90から明らかに進化しています。特に最低感度の画質が凄い。
画素数が12.3M(D90) → 16.2M(D7000)になったのが効いているのか、
最低感度がISO200(D90) → ISO100(D7000)になったのが効いているのか、
画像処理が上手くなったのかは分かりませんが、 ノイズが少なく精細感に優れた良い絵を出力するようになりました。

D40x → D90 のときはあまり画質向上はなかったのですが、 その分を取り戻せた気分です。

撮影モード

ユーザーセッティングが2種類追加されて便利になりました。
私は1つをフラッシュ用に割り当てて、ホワイトバランスやシャッター速度を切り替えています。 ダイヤルひとつで設定がすべて切り替えられるので、フラッシュがとても使いやすくなりました。
D90のときはそれぞれの設定を個別に切り替えていたので、 切り替え忘れて撮ってしまって貴重なシャッターチャンスを無駄にしたことが良くあったのですが、 ユーザーセッティングのおかげでそんなこともなくなりました。

フォーカス方式

フォーカスポイント11点(D90) → フォーカスポイント39点(D7000) でだいぶ構図の選択肢が増えました。
フォーカス精度は良く分かりません。ほとんどが被写界深度が狭いマクロ近接撮影でしかも手持ちなので、 ほとんどがピント外れです。これはD90のときから同じで、連写で防いでいるのでいまさらどうということはありません。

フラッシュ同調シャッタースピード

1/200秒(D90) → 1/320秒(D7000) で日中シンクロがやりやすくなりました。
虫の羽ばたきを止めて撮りたいときに便利です。

あまり良くない点

イメージセンサークリーニング

ゴミ取り機能は効いている気がしません。
D90のときからそうでしたが、F16まで絞るとゴミが見える場合は多いので、時々掃除する必要があります。
ゴミはすべての画像に乗ってしまうので、大量の失敗画像を産む場合があります。 もうちょっとなんとかならないもんですかね。

動画撮影

静止画と違い、空いているSDカードに記録してくれないのが不便です。
FULLになっているSDカードに記録しようとして失敗していることに気が付けず、 何度か撮影チャンスを逃してしまいました。
容量の大きなSDカード1枚で運用すれば問題ないのでしょうが・・・。

ISO感度自動制御

ISO感度自動制御ONにしてフラッシュを使うと、ISO感度が設定値の4倍に設定されます。
低ISO感度で撮りたいのでフラッシュを使っているのに、勝手に上がってしまうのは迷惑です。
フラッシュを使うときはユーザセッティングでISO感度自動制御をOFFにすることによって 回避できるので、致命的な問題ではないのですが、なんでこんな仕様になっているのでしょうね。

時計

1ヶ月に10秒程度狂うので、時々時刻合わせをした方が良さそうな精度の時計です。
D90のときからそうでしたが、私の場合はGPSロガーで取った位置情報を画像に埋め込むため、 時計の精度は重要なのです。
もう少し精度の良い時計が欲しいです。

質量

約620g(D90) → 約690g(D7000) と若干重たくなってちょっと肩がこりやすくなりました。
我慢できる範囲ではありますが、もうちょっと軽いと良いですね。

総評

画質向上とユーザセッティングによる利便性向上が決定的なメリットになっています。
この2点だけでも元は取れたと思います。
前のカメラ(D90)よりも改悪されたところはほとんど無いので、 だいぶ良いカメラに仕上がっていると思います。

2011年11月26日

落ち葉

落ち葉
落ち葉 posted by (C)MASATO
虫写真が切れてしまったので風景写真に切り替え。
葉はまだ緑ですが地面は赤い落ち葉が敷き詰められています。 どこから落ちてきたのでしょうね。
落ち葉の赤い色が目立つように逆光気味で撮ってみました。

2011年11月25日

クサギカメムシ

カメムシ科 クサギカメムシ
カメムシ科 クサギカメムシ posted by (C)MASATO
寒い時期でも見つかるクサギカメムシ。
成虫越冬するので、冬でも色々なものをめくってみると見つけることができます。
うっかり触ってしまうと悪臭を発する虫ですので、そっと近づいてそっと撮るのが吉ですね。

2011年11月24日

キボシアシナガバチ巣

スズメバチ科 キボシアシナガバチ巣
スズメバチ科 キボシアシナガバチ巣 posted by (C)MASATO
住人の居ないキボシアシナガバチの巣。
飾っておきたいくらい立派な巣です。
それぞれの巣某が黄色い帽子をかぶっているように見えるので「キボシ」ということらしいです。
まだ綺麗な巣なので、今年の夏は使われていた巣ではないかと思います。
女王が巣だって解散したのか、それとも何かがあって全滅したか。 無事巣だってくれていたらいいですね。

2011年11月23日

ナガサキアゲハ

アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ
アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ posted by (C)MASATO
柑橘類の木で見つけたアゲハの前蛹。
おそらくナガサキアゲハではないかと思います。
飛んでいる所はあまり見かけないのですが、 近畿は生息圏なのでいることはいるはずです。
無事に羽化できるといいですね。 できればそのシーンも見たいところ・・・。

2011年11月22日

アカスジキンカメムシ

キンカメムシ科 アカスジキンカメムシ
キンカメムシ科 アカスジキンカメムシ posted by (C)MASATO
アカスジキンカメムシの5齢幼虫。
カメムシの仲間では大型の種で、 5齢ですでに15mm程度と結構大きく、 成虫になると20mmクラスの赤と緑の派手な虫になります。
この5齢幼虫が越冬態ですので、このままの姿で越冬に挑戦するようです。
無事に春まで過ごせるといいですね。

2011年11月21日

クヌギカメムシ

クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ♂♀
クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ♂♀ posted by (C)MASATO
ロープの上で交尾をしていたクヌギカメムシ。
近縁種のヘラクヌギカメムシかもしれませんが、私にはまだそこまでは見分けがつきません。
このロープは道の端にある杭の間に渡されたロープで、 いわゆる立ち入り禁止ラインを示すものです。
このようなロープはなぜか虫の通り道になるようでして、 クモやトンボ、カメムシ、毛虫など様々な虫を見かけます。 注意して見てみるのも面白いと思います。

2011年11月20日

ジョロウグモ

ジョロウグモ科 ジョロウグモ♀
ジョロウグモ科 ジョロウグモ♀ posted by (C)MASATO
最大最後の仕事を終えたジョロウグモ。
クモの左にある白い塊は、このクモが産んだ卵です。 卵はこのまま冬を越し、来年の初夏頃には小さなクモがたくさん生まれています。
母グモのこの後は良く知りませんが、 巣を張りなおす力は無いと思いますので、きっとこのまま卵を守りながら朽ちていくのでしょう。

虫の世界は厳しい弱肉教職の世界であり、 産卵は運と実力が重なり生き延びたものだけが辿りつける偉業です。 ほんとにお疲れさまでした・・・。

2011年11月19日

キタテハ

タテハチョウ科 キタテハ
タテハチョウ科 キタテハ posted by (C)MASATO
順光で撮ったキタテハの裏側。
後翅の白いL字マークが特徴になっている落ち着いた色合いの翅です。

タテハチョウ科 キタテハ
タテハチョウ科 キタテハ posted by (C)MASATO
こちらが逆光で撮ったキタテハ。
表側の模様が透けて見えますので、違うチョウに見えます。
逆光撮りはこのギャップが面白いです。

2011年11月18日

セグロアシナガバチ

スズメバチ科 セグロアシナガバチ♂
スズメバチ科 セグロアシナガバチ♂ posted by (C)MASATO
そこらじゅうのものに体当たりしていたセグロアシナガバチ。
特にお気に入りなのがこの絵でした。 もしかしてメスと勘違いしているのでしょうかね。
その絵は一応あなたの天敵の絵なのですが・・・。

2011年11月17日

ツマグロヒョウモン

タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン♂
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン♂ posted by (C)MASATO
ツマグロヒョウモンの逆光ショット。
背景が暗くなる向きから、ほどよく逆光が当たったところを狙った一枚です。
超普通種ですが、綺麗なチョウなのでこういう撮り方が良く合うのではないかと思います。
もうちょっと傷が少ない個体を狙っても良かったかも・・・。

2011年11月16日

オオアオイトトンボ

アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ♂♀
アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ♂♀ posted by (C)MASATO
オオアオイトトンボの交尾シーン。
上がオスで下がメスです。
オスがメスの首根っこを掴んだ後、メスがお腹の先を持ち上げてこの姿勢になりました。
オスは腹の前部に交尾器と呼ばれる器官を持っていて、メスはそこに腹の先端をくっつけます。 これで交尾が成立するようです。
なんか複雑な交尾形態ですね~

2011年11月15日

トゲナナフシ

ヒゲボソナナフシ科 トゲナナフシ
ヒゲボソナナフシ科 トゲナナフシ posted by (C)MASATO
あまり見たことがないナナフシ。
この色では枯れ枝の中に潜まれたらそうは見つからないような気がします。
名前の通りトゲが身体から生えていますが、 だいぶ小さいトゲの上にあまり密集していません。
こんなちょっとのトゲでも何かの役に立つんでしょうか・・。

2011年11月14日

アズチグモ

カニグモ科 アズチグモ♀
カニグモ科 アズチグモ♀ posted by (C)MASATO
花の中に潜んでいたアズチグモ。
珍しいクモではありませんが、 こういう白い色をしたクモは他にはあまり見ないので、つい撮ってしまいます。
目立ちやすい色だと思っていましたが、 こういう場所だと保護色になるものなんですね。

2011年11月13日

リスアカネ

トンボ科 リスアカネ♂
トンボ科 リスアカネ♂ posted by (C)MASATO
某植物園で見つけたリスアカネ。
枝の先にでも止まらないかとしばらく見ていたら、 私の膝の上に乗ってきました。

トンボ科 リスアカネ♂♀
トンボ科 リスアカネ♂♀ posted by (C)MASATO
この植物園はリスアカネがたくさんいるので、交尾シーンも良くみかけます。
しかし近くに水場がないところだったのですが・・・。 この後どうするのでしょうね。

2011年11月12日

ヤマトシジミ

シジミチョウ科 ヤマトシジミ♀
シジミチョウ科 ヤマトシジミ♀ posted by (C)MASATO
道端で見つけた小さなチョウ。
青雌のようだったので、翅を開いたところを撮りたいなと待っていたら、 産卵シーンを見せてくれました。

シジミチョウ科 ヤマトシジミ卵
シジミチョウ科 ヤマトシジミ卵 posted by (C)MASATO
シジミチョウの小さな卵。
手持ちでもこのくらいのものが撮れるのはありがたいですね。

2011年11月11日

キアゲハ

アゲハチョウ科 キアゲハ
アゲハチョウ科 キアゲハ posted by (C)MASATO
1000m級の山の頂上近くで見つけたキアゲハの幼虫。
あまり動きが無かったので蛹になる準備をしているところかもしれません。
冬になれば雪で埋もれる場所のはずですが・・・。果たして無事にチョウになれるのでしょうか。

2011年11月10日

ヤマカガシ

ナミヘビ科 ヤマカガシ
ナミヘビ科 ヤマカガシ posted by (C)MASATO
親子連れが見つけて騒いでいたヘビ。
子供が構いたそうにしていたので少しどきどきしました。
超チキンなヘビなので、触ったからとって噛んだりはしないと思いますが、 一応日本で一番ヤバい毒を持っているのですよ・・・

2011年11月09日

ホシホウジャク

スズメガ科 ホシホウジャク
スズメガ科 ホシホウジャク posted by (C)MASATO
ホシホウジャクの飛翔画像
この向きから撮るのが一番簡単なようです。
正面からローアングルでお腹を撮ってみたいのですが、 どのようにカメラを構えてどのような向きからどのように近づけば良いのでしょうねぇ・・・。難しいです。

2011年11月08日

オオセイボウ

セイボウ科 オオセイボウ
セイボウ科 オオセイボウ posted by (C)MASATO
メタリックブルーに輝くオオセイボウ。
漢字で書くと大青蜂。そのままですね。
いわゆる寄生バチの類で、 スズバチの幼虫に寄生して育つようです。
稀に巣の近くでスズバチとオオセイボウの対決が見られるとか。
寄生される側にもメリットがあるような仕組みがあれば平和なんでしょうけどねぇ・・・。自然って厳しい・・・。

2011年11月07日

キタテハ

タテハチョウ科 キタテハ
タテハチョウ科 キタテハ posted by (C)MASATO
キタテハの逆光ショット
翅裏は普段は濃い茶色なのですが、 光を通すと明るい茶色に変わります。
もう少し翅を開いてくれて、かつもう少し光が強いともっと良かったと思いますが、 なかなか良いタイミングが会わずこれが限界でした。

2011年11月06日

ウラナミシジミ

シジミチョウ科 ウラナミシジミ
シジミチョウ科 ウラナミシジミ posted by (C)MASATO
ウラナミシジミの逆光ショット。
翅を閉じているときはあまり光を通さないのですが、 半開きのときであれば、それなりに光を通してくれるようです。
周りを見回したところ日影の場所があったので、 背景はそこを選んで暗めにしてみました。
こういう背景を暗くした逆光ショットはもうちょっと撮ってみたいですね。

2011年11月05日

ササグモ

ササグモ科 ササグモ
ササグモ科 ササグモ posted by (C)MASATO
大きなスズバチの腹の下にいたササグモ。
スズバチの方はすでにお亡くなりになっているようです。
なぜササグモとスズバチが一緒に居るのかは良く分かりませんが、 ササグモがスズバチを狩って餌にできるとは思いません。この体格差では勝負にならないでしょう。
恐らくスズバチは寿命で亡くなって、ササグモは単にその身体を隠れ家として使用しているというあたりではないでしょうか。


2011年11月04日

マルモンツチスガリ

ジガバチ科 マルモンツチスガリ
ジガバチ科 マルモンツチスガリ posted by (C)MASATO
ユウゼンギクに来ていたマルモンツチスガリ。
体長10mm位の小さなハチですが、これでも立派なハンターです。 狩りの対象はハチ。10mm未満の小さいハチを捕えます。
このクラスの昆虫は、数mmの違いで食物連鎖が成り立ちます。 4mmの虫を7mmの虫が狩って、その虫を10mmの虫が狩って、その虫を15mmの虫が狩って・・・というような感じです。
いったい昆虫界の食物連鎖はどれだけ長いんでしょうね。

2011年11月03日

ムラサキツバメ

シジミチョウ科 ムラサキツバメ
シジミチョウ科 ムラサキツバメ posted by (C)MASATO
久しぶりに見たムラサキツバメ。
昔は近畿より南にしか居なかったらしいですが、最近は関東まで勢力を伸ばしているらしいです。 しかし私は近畿でも関東でもあまり見たことがありません。1年に1回見つけられたら多い方です。
まだこのチョウの表側は見たことがありません。今回も見せてはくれませんでした。
図鑑によると綺麗な紫色らしいのでぜひ見てみたいのですが、次はいつ会えるかなぁ・・・

2011年11月02日

ツマグロヒョウモン

タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン♀
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン♀ posted by (C)MASATO
ツマグロヒョウモンのメス。
翅があまり崩れていないのでまだ若いチョウではないかと思います。
秋になるとチョウは少しずつ種類が減っていきますが、 このチョウは冬近くまで飛んでいますので、もうちょっと楽しめます。

2011年11月01日

ナミアゲハ

アゲハチョウ科 ナミアゲハ
アゲハチョウ科 ナミアゲハ posted by (C)MASATO
アゲハチョウの表側からの開帳逆光ショット。
良い場所に良い向きでとまっていてくれないと撮れないので、難易度高めのショットです。
普通種ではありますが、模様が綺麗なチョウなので、 こうして逆光で撮ると写真映りが良いですね。