NikonのD90というカメラを買い、30000枚ほど撮影してみましたので感想を書いておきます。
D90の前はD40xを使っていましたので、D40xとの比較になります。
Nikon D90 posted by (C)MASATO
連写が4.5枚/秒と速くなったのはありがたいです。
シャッターチャンスを捉える確率が少し上がりました。
こういうシーンを捉えることができたのは連写のおかげだと思います。
メジロ科 メジロ posted by (C)MASATO
電池の持ちがとても良くなりました。
電池残量のメモリは5段階あるのですが、2000枚撮っても半分位になるだけです。
予備電池を買いましたが、まだ出番がありません。
感度自動制御の際のシャッタースピードの低速限界設定が細かく設定できるようになって便利です。
D40xでは1/60秒の次は1/125秒だったのですが、D90では1/60秒、1/80秒、1/100秒、1/125秒と細かく設定できます。
被写体の動く速さに合わせた設定ができるようになりました。私は1/100秒にしています。
D90の内蔵フラッシュとスピードライトSB-800で2灯撮影ができるようになりました。
そのためこんな写真が撮れるようになりました。
ハエトリグモ科 ネコハエトリ♀ posted by (C)MASATO
サシガメ科 ヨコヅナサシガメ posted by (C)MASATO
1灯との違いは微妙ですが、全体的に明るくなるので見やすくなっていると思います。
アクティブD-ライティングはありがたいと考えることにしました。
アクティブD-ライティングAUTOとOFFでそれぞれ何千枚か撮ってみて、AUTOの方が上手く撮れると判断しました。
白飛びが若干ながら起きにくくなっていると思います。メリハリの無い絵になるようなデメリットも無いと思いました。
判断の決め手になったのはアクティブD-ライティングAUTOで撮った以下の写真。
ミツバチ科 ニホンミツバチ posted by (C)MASATO
AUTOでもこんな色で撮れるのならば問題ないと思いました。
画質についてはちょっとがっかりでした。
1000万画素から1200万画素に上がって若干は良くなることを期待していたのですが、
私は基本的に最低感度で撮るのですが、D40xの最低感度(ISO100)よりもD90の最低感度(ISO200)の写真を比べると、ほとんど変わっていないように思えます。
ベンチマークサイトの比較結果によると、
D40xの最低感度よりもD90の最低感度の方が若干良いらしいので、ちょっとは良くなっていることが期待されるのですが、私が見て分かるほどの違いはありません。
画質が変わらずにISO100からISO200になったので、シャッタースピードに余裕ができたことはありがたいですが。
イメージセンサークリーニングは、ゴミフリーとは行かずちょっとがっかりでした。
F22まで絞るとゴミが見えることがあります。
以下は、上記のネコハエトリの写真の一部を拡大したものです。
ゴミ付着作例 posted by (C)MASATO
薄くて分かり難いですが、何箇所かあるので気にしようと思うと気になります。
D40xのゴミ問題と比べればはるかにマシですが、ゴミがまったく付かないことを期待していたので、ちょっとがっかりです。
D90は大きくて重たいカメラですが、D40xに戻ったりせずに、D90を使い続けています。
D40xに比べて大きなメリットはないのですが、連写速度や、アクティブD-ライティング、最低感度向上によるシャッタースピードの余裕など
小さなメリットが多数あるのが良いです。イメージセンサークリーニングもないよりはだいぶ良いです。
結局のところ、D90は悪くないカメラだと思います。
シジミチョウ科 トラフシジミ posted by (C)MASATO
いつもの場所でみたこともない蝶を見かけたのでびっくりしました。
たまにこういうことがあるのでいつもの場所も楽しいです。
図鑑を見たところ、実は会ったことがある蝶でした。
といっても見たのは夏型でこれは春型。
夏型とは全然色が違うので同じ蝶だとは思いませんでした。
シジミチョウ科 トラフシジミ posted by (C)MASATO
表側はきれいな青色。光加減が良ければもうちょっと素晴らしいものが撮れたのではないかと思います。惜しい。
シジミチョウ科 ツバメシジミ♀ posted by (C)MASATO
ツバメシジミの青雌。基本的に雌の翅の色は黒いのですが、寒い時期だけ青い色が混ざった雌を見かけました。
去年も見かけました。
こういうものを珍しいものを見たと考えるか、特定の時期に探せば確実に見つかるものと考えるのかが難しいですね。
虫撮りに慣れるにつれて後者の考えに近くなってしまうのですが、前者の考えの方が幸せになれそうな気がします。
シジミチョウ科 ベニシジミ posted by (C)MASATO
色鮮やかで動きが鈍くて警戒心が弱い被写体向きの蝶です。見つけるとつい撮ってしまいます。
被写体向きなのは良いのですが、なんでこんなにとろくて目立つ蝶が繁栄できるのでしょうか。
自然界の不思議。
シジミチョウ科 ムラサキシジミ posted by (C)MASATO
表を撮れたのは久しぶりです。
地面じゃなくてもうちょっと見栄えが良いところにとまってくれれば良いのですが、難しいものです。
シジミチョウ科 ムラサキシジミ posted by (C)MASATO
裏も撮れました。目の色が素敵な蝶だと思います。
2008年その他ジャンルのベスト3です。2008年のベスト3シリーズはこれが最後です。
セミ科 クマゼミ posted by (C)MASATO
ちょうどお腹の先を抜き出すところ。
1時間近い羽化でも、このシーンは一瞬だけです。一昨年は捉えそこないましたが、昨年はなんとか捉えることができました。
オオムカデ科 トビズムカデ posted by (C)MASATO
ムカデが芋虫を食べることを知った一枚。私の昼飯よりも長い食事でした。
カマキリ科 オオカマキリ posted by (C)MASATO
2008年その他ジャンルのベストショット。
魚眼レンズで撮った中では一番のお気に入り。夏の終わりにの光景です。
2008年の蜂ベスト3です。 蜂は格好よくて虫の中では一番撮り甲斐がある種類です。
ベッコウバチ科 ベッコウバチ posted by (C)MASATO
蜘蛛を狩る蜂がいることは知っていましたが、自分より大きな肉食動物を捕らえる姿を目の当たりにして驚きました。
重たいせいか、空を飛んで運ぶことができないようで、地面をひきずって運ぶ所も感動でした。
スズメバチ科 スズバチ posted by (C)MASATO
なんか様子がおかしいスズバチだな・・・と思って良く見たら餌を運んでいるところでした。
トックリバチの仲間の狩りのシーンはほとんど見たことがありません。貴重な一枚です。
コシブトハナバチ科 ルリモンハナバチ posted by (C)MASATO
2008年蜂のベストショット。
色が鮮やかなのでたぶん若いルリモンハナバチだと思います。
ピントも的確で背景の色も良く、鮮やかな一枚になったと思います。
花から花へと飛びまわる蜂を近くから撮るのは大変でしたが、こんな一枚を得られると報われた気がします。
コガネグモ科 ゴミグモ posted by (C)MASATO
曇りのときに撮ったものです。
曇っていると蝶や蜂は姿を消すので、蜘蛛写真の割合が多くなります。
この蜘蛛はどこにでもいる蜘蛛ではありますが、外見が結構ゴツイあたりがお気に入りです。
4月にもなっていまさらですが、2008年の蝶ベスト3です。 載せるのを忘れていた・・・。
アゲハチョウ科 アオスジアゲハ posted by (C)MASATO
偶然がいくつか重なった一枚。
目の前でアオスジアゲハが求愛のダンスを踊ってくれたのがひとつめの偶然、とっさにカメラ向けてフォーカスを手動で合わせつつシャッタースピード優先モードで連写できたのは慣れですが、
その中に二匹両方にそこそこピントが合ったのは偶然です。背景が緑と悪くないのも偶然。こんな写真はもう撮れないだろうなぁ・・・。
タテハチョウ科 メスグロヒョウモン posted by (C)MASATO
初夏に生まれて夏は休眠して過ごし、秋になると再び姿を見せるようになる蝶です。
今までは秋にボロボロの姿を見るだけだったのですが、生まれたての初夏の姿を撮ることができました。色も濃く綺麗なものです。
タテハチョウ科 スミナガシ posted by (C)MASATO
2009年蝶のベストショット。
これを見るまでは、スミナガシは黒い蝶だと思ってました。光が当たるとこんなに輝くとは・・・。
宝石みたいでした。
カワガラス科 カワガラス posted by (C)MASATO
カワガラスの幼鳥。カワガラスというからにはカラスと似ているのかと思っていましたが全然違いました。
近くにいた親鳥は水に潜って虫を捕っていましたが、幼鳥の方はまだ泳ぐのは上手くないようで、何もできずに鳴いてばかりでした。
カワガラス科 カワガラス posted by (C)MASATO
幼鳥をもう一枚。
結局親の方はまともに写真撮らせてもらえませんでした。残念。
タテハチョウ科 テングチョウ posted by (C)MASATO
いい感じに裏側が撮れました。
テングチョウはすぐに地面に降りるので、早春から出てくる蝶の中では撮り易い部類だと思います。
モンシロチョウなど全然止まらない蝶も多いので、こういう蝶は気楽に撮れてよいです。
タテハチョウ科 テングチョウ posted by (C)MASATO
魚眼でも撮ってみました。レンズの影が左下に入っていてあまりよろしくはないのですが、
どの方向から撮っても入るのでどうにもなりませんでした。防ごうと思ったらなんか装備が必要そうです。
ヒラタカゲロウ科 ナミヒラタカゲロウ posted by (C)MASATO
ナミヒラタカゲロウの大量羽化に出会いました。
これだけいれば相手には困らなさそうです。
温度などでタイミングを計って羽化時期を合わせているのでしょうが、見事なお見合いパーティです。
ヒラタカゲロウ科 ナミヒラタカゲロウ posted by (C)MASATO
ペアになった二匹。尻をくっつけるんですね。
ヒラタカゲロウ科 ナミヒラタカゲロウ posted by (C)MASATO
これはさすがにやりすぎではないかと。
身動きできないようで、このまま流されていってしまいました。
タテハチョウ科 ルリタテハ posted by (C)MASATO
魚眼でなんとか頑張ってとった一枚。
魚眼は焦点距離が短いため、ぶつかるくらいに近寄ってもこんな感じになります。
普通はそれだけ近付く前に逃げられるので、なんどもなんどもチャレンジし、運よく逃げられずに撮れたのがこれです。
魚眼は背景含めて広い範囲が撮れるので面白いのですが、もうちょい簡単に撮れるといいですね。
テレコンをつけるか、トリミング前提で撮るか。どうしたものかな。
シジミチョウ科 ルリシジミ posted by (C)MASATO
翅が若干汚れている気がしたので越冬でもした蝶かと思いましたが、 成虫越冬する種ではないのでこの春に羽化したのでしょう。結構早くから出てくるものですね。 これだけ早いとシジミチョウの中ではトップバッターになるのではないかと思います。 次はツバメシジミやベニシジミですね。楽しみです。
ツグミ科 ジョウビタキ posted by (C)MASATO
冬鳥なのでそろそろ帰る鳥。 それなりにあちこちで見れますし、近寄らせてくれる上、色彩豊かで表情も面白いので結構お気に入りです。
サシガメ科 ヤニサシガメ posted by (C)MASATO
電車とバスを乗り継いで初めての場所に行くとたいてい失敗します。
特にバスが難関で、先日乗ろうとしたバスは、始発なのに20秒位で出発してしまったので乗れませんでした。難しいものです。
次のバスは3時間以上後で・・・。大変でした。
写真の方は2灯撮影にチャレンジしてみたものです。 被写体の影が薄く見やすくはなっていますが・・・。言わないと分からないレベルですね。
SONYのGPS-CS3KというGPSロガーを買い、使ってみましたので感想などを書いておきます。
初回起動時に時差を入力させられたのが手間でした。 日本に出荷することがわかってるんだから日本の時差入力しておいてもいいと思うんだけど。
さらに、ストラップが付属していません。うっかり落としそうです。 また、ストラップ取り付け方法が若干特殊であるにも関わらず、取扱説明書にストラップの取り付け方が書いていません。不親切でした。
その上、実際に使ってみると、デモモードらしきもの(液晶にDEMOと表示されていた)に突入してGPS情報記録してくれませんでした。電源入れなおしてもデモモードから抜けだせず。どうにもなりませんでした。
家に帰って取扱説明書を見てみましたが、デモモードについての記述はありませんでした。 MENU+電源ボタン長押しでリセットできたので、後日デモモードから抜け出られたのか試してみようと思います。 もちろん取扱説明書を携帯して。
結局一日だけでは何も役に立ちませんでした。なかなか難易度が高い道具です。
投げ捨てようかと一瞬思ってしまったくらいです。ヽ(´ー`)ノ
日陰の中で枯葉をほじくり返し続けていた鳥。
枯葉をほじくり返す鳥というのは結構多く、私が最近みた鳥だけでもキジバト、シメ、イカル、シジュウカラ、ビンズイなどさまざま。
枯葉の山というのは鳥にとってはレストランなのだと思う。
タテハチョウ科 ルリタテハ posted by (C)MASATO
しばらくは最近撮った写真1枚+コメントのセットでエントリを構成しようかと思います。 一回当たりの写真枚数を少なくして更新頻度を上げてみようかと思いまして。
本日の写真はルリシジミ。何度か姿を見かけては居ましたが、写真に撮れたのはこの春初めて。 コントラストが大きいので露出調整が難しい蝶です。