「ニコンD700【第4回】改めて「実効F値表示」を考えてみる」を読んで、初めて露出倍数なるものの存在を知りました。
近接撮影時はイメージセンサに届く光量が減るので暗くなり、 ニコンのカメラはその暗さをF値に反映しているので、撮影距離が短くなるだけでF値が大きくなっていくようにみえるわけです。
私の使用しているAF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)は、等倍撮影時、絞り開放にするとF4.8になります。 絞り優先オートにしていくら絞りを開いてもF2.8にならないのが不思議だったのですが、こういうわけだったのですね。なるほどー。
ちなみに私は近接撮影時は「フラッシュを焚いてISO100で撮れる限界」という基準で絞りを決めています。 良く使うのはF22です。そのあたりが限界のことが多いようですので。