2008年09月13日

SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM

SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSMというレンズを買って 虫撮りにしばらく使ってみました。
SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM posted by (C)MASATO

感想

虫を撮る上で一番大変だったのがワーキングディスタンスの短さです。数センチでしょうか。 ほとんどの虫には逃げられてしまいます。警戒心が無い虫じゃないと撮れる気がしません。

レンズの影が被写体にかかってしまって暗くなってしまうのもどうにもならない気がします。 ストロボなどを活用する必要がありそうです。

また、露出調整も結構難しいです。写る範囲が広いので、どのような明るさの写真になるのか撮る前ではよく分かりません。 一度撮ってからの調整作業が必要そうです。調整している間に虫が逃げてしまうのが問題ですが。

構図も難しいと思いました。写る範囲が視界より広いので、どのような構図になるのかファインダーを覗いてみないと分かりません。 さらに、空や地面を様々な割合で入れることができるので、選択肢が多すぎてどうしてよいやら良く分かりません。 構図に悩む間にも虫は逃げますし。

というわけで扱いが難しいレンズだと思いました。 他のレンズでは真似のできない写真が撮れるので、うまく撮れれば、面白いんですけどね。

作例

タテハチョウ科 スミナガシ
タテハチョウ科 スミナガシ posted by (C)MASATO
吸水に夢中で警戒心がゼロだったため、なんとか撮ることができました。翅とレンズがぶつかるかと思いました。

セミ科 アブラゼミ
セミ科 アブラゼミ posted by (C)MASATO
アブラゼミも、近寄れるものは近寄れます。樹液を吸っている最中のものが狙い目です。

カマキリ科 オオカマキリ
カマキリ科 オオカマキリ posted by (C)MASATO
いつも高いところで狩りをしているオオカマキリですが、背の届くところで狩りをしていたので撮ってみました。 餌を抱えているところも動きが鈍いので狙い目ですね。

投稿者 MASATO : 2008年09月13日 23:00 | トラックバック
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