2008年05月31日

パープルフリンジ

普段は虫撮り用に使っているVR 105mm F2.8 Microですが、 一応F2.8と明るいレンズなので、絞り開放で撮ればシャッタースピードを上げられます。 それを生かして、飛ぶ鳥を撮ってみました。

VR 105mm F2.8 Microのパープルフリンジ

そうして撮った写真を眺めていたら、白飛びのある写真に変な紫の色が出ていることがありました。 今までも白飛び写真はたくさん撮ってきましたが、ここまではっきりとしたものは見たことがありませんでした。 VR 70-300mm F4.5-5.6はそのようなことはありませんでした。 VR 105mm F2.8 Microを絞り開放で使ったときだけの現象のようです。以下作例を挙げます。

VR 105mm F2.8 Micro
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO
VR 70-300mm F4.5-5.6
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO

ピクセル等倍まで拡大します。

VR 105mm F2.8 Micro
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO
VR 70-300mm F4.5-5.6
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO

さらに拡大します。ここまで拡大すると良く分かります。

VR 105mm F2.8 Micro
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO
VR 70-300mm F4.5-5.6
カモメ科 コアジサシ
カモメ科 コアジサシ posted by (C)MASATO

VR 70-300mm F4.5-5.6の方もオレンジ色の線が現れてしまっていますが、 VR 105mm F2.8 Microの方は太い紫色の帯が現れています。結構ヒドイです。

この紫色の帯は、パープルフリンジと言うようです。 今までVR 105mm F2.8 Microを絞り開放で使ったことはあまりありませんでしたが、あんまり良くないようですね。 絞るか、白飛びしない程度の露出で撮れば問題ないと思いますので、これからは気をつけたいと思います。

投稿者 MASATO : 2008年05月31日 23:00 | トラックバック
コメント

初めまして。
「パープルフリンジ」で検索していてこのページを見つけました。
写真を拝見したのですが、青の反対側に赤茶色が出ていますので、倍率色収差のようにも思えますが、トリミングなさっていませんか?
倍率色収差なら、トリミング前に色毎に拡大率を変えることで補正できます。CaptureNX2なら自動で出来ます。
パープルフリンジでしたら、軸上色収差なのか電荷のこぼれなのか分かりませんが、両側に同じ色(紫とか青紫)が出ます。色毎にピンボケしているようなものなので、境界の彩度を落として目立たなくすることは出来ますが、完全には補正できません。
VR 70-300mm F4.5-5.6では出なかったということは、電荷のこぼれではないのでしょうかね?受光側の問題なら、レンズに依らず、同じような明暗差なら同じようなフリンジが出る筈ですから。

それにしても綺麗な写真ですね(^^)

Posted by: F : 2009年05月12日 11:48

コメントありがとうございます。コメント頂けたのは一年ぶりです。
おっしゃる通り両側に同じ色がでてはいないように見えます。色ごとにずらせば良いので補正もできそうですね。ありがとうございます。

Posted by: MASATO : 2009年05月13日 00:36

ご返事ありがとうございます。
私も最近SONYのGPSロガー買いました。これ、面白いですね。

また寄らせていただきます。

Posted by: F : 2009年05月14日 08:47
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