「広角リバース?」の続き。
Nikonには、BR-2Aというレンズを逆向きにつけるためのアダプタが用意されています。Nikon純正のものが。
さっそく買ってみました。
さっそくD40xに装着してみました。
おお、装着できました。
ある日散歩していると、モンキチョウの産卵シーンを見かけました。前回と同じです。リベンジのチャンスです。
まずはいつものAF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)で撮って見ました。
近寄れるだけ寄ってもこの大きさ。まあこれは前から分かっていたので良いのです。問題は次。
レンズキットのレンズであるAF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mmF3.5-5.6G IIを逆向きに装着して撮ってみました。
く、暗い!
晴天かつ日が当たる場所というとても明るい場所なのですが、ファインダーを覗いてもほとんど真っ暗でした。
かすかに影のようなものが見えるくらいです。
ピント合わせにもとても苦労しましたが、撮ってみてもご覧の通り暗いです。
微風があり被写体が若干揺れているので、シャッタースピードを上げるのは難しいです。
そこでISO感度を上げて撮って見ました。
うーん。いまいち。
ISO感度を上げただけあってあんまり綺麗ではないです。
内蔵フラッシュを使ってみたのですが、ワーキングディスタンスが3cm位なので、被写体がレンズの影に隠れてしまい、ちゃんと光が当たりません。
結局これだ!という絵は得られませんでした。
広角レンズを逆向きに装着するととてつもなく暗くなります。注意が必要です。
カメラの内蔵フラッシュでは難しいので、ちゃんとしたストロボを用意しましょう。
また、ファインダーも真っ暗なのでピント合わせが困難です。
撮ってみて液晶で結果を確認しながら調整となるので、山のような失敗写真を覚悟する必要があります。
さて次に卵に会う前にストロボを用意しないとなぁ・・・。
「レンズの絞りピン」へ続く。